にわかオタクの雑記帳

にわかオタクがそのときハマっていることを書き殴るブログです 主にアニメ・ゲーム中心

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

遊戯王 New stage2 サイドS 3-15

「あーあーあ。負けちまったか」 「惜しかったね、アニキ」 「ま、いい暇つぶしにはなったかもな」 <イビリチュア・ソウルオーガ>の攻撃前にはあんなに悔しそうにしていたのに、負けた途端に冷めた態度を見せる隆司。 「はん。負け惜しみにしか聞こえない…

遊戯王 New stage2 サイドS 3-14

「そろそろ決めないとリーダー様が帰ってきちまうかもな……ドロー!」 ドローしたカードを見た隆司が、品の悪い笑みを浮かべる。たちの悪いいたずらを思いついた時のような笑顔だった。 「あーあ、朧の<ヴァイロン・シグマ>が強すぎて倒せねえや……しょうが…

遊戯王 New stage2 サイドS 3-13

「わたしのターン。誰もわたしのモンスター攻撃してくれなかった……」 カードを引いた虎子は、しょぼんとうなだれる。 (ってことは、あの裏守備モンスターはリバース効果持ちか、戦闘破壊で効果を発動するモンスターかな) 「……しょうがない。自分から仕掛け…

遊戯王 New stage2 サイドS 3-12

「あたしのターン!」 ドローしたカードは<サルベージ>。これで、十分すぎるほどに準備は整った。 「まずは手札の<シャドウ・リチュア>を捨てて効果を発動するわ。デッキから<リチュア>と名のついた儀式魔法カードを手札に加える。あたしは<リチュア…

遊戯王 New stage2 サイドS 3-11

「落ち着きなさいよ、朧。あいつらには何を言っても無駄なんでしょ?」 完全に頭に血が上っている朧を見て、紫音は逆に冷静になることができた。 「俺は落ち着いてる!!」 これはダメだ。 泥酔している人間に向かって「酔ってます?」と訊いて「酔ってない…

遊戯王 New stage2 サイドS 3-10

「次はわたしのターンだねっ! ドロー!」 鼻歌でも歌いだしそうなほど上機嫌な様子の虎子が、楽しそうにカードをドローする。 「どの子で行こうかな~」 口に出しながら、虎子は自分の手札をきょろきょろと眺めている。 「……うん! アニキの場には<マンテ…

遊戯王 New stage2 サイドS 3-9

□タッグデュエルルール ・フィールド、墓地は個別。 ・パートナーのモンスターをリリースしたり、融合・シンクロ素材とすることはできない。 ・「自分フィールド上のモンスターを対象にした」魔法・罠・モンスター効果は、パートナーのモンスターも対象にで…

遊戯王 New stage2 サイドS 3-8

「――お前! 負け犬朧!」 「まけいぬ朧!」 「負け犬じゃねえ!」 即座に双子の言葉を否定したのは、灰色の髪に学ランを着た男――若槻朧だ。 「大丈夫か? フェイ」 「朧……」 「ちょっと休んでろ。俺はガキ共のしつけをしてくるから」 フェイの傍に屈みこんだ…

遊戯王 New stage2 サイドS 3-7

光が消え去ったときには、すでに伊織と竜美の姿はなかった。 伊織が口にした<ロスト・サンクチュアリ>という言葉から、彼が何らかの事象を起こしたのは確実だ。瞬間移動の類か、それとも―― 眩い閃光の中で目にした、空間に走った亀裂。もしそれが幻でなけ…

遊戯王 New stage2 サイドS 3-6

オールバックの黒髪。紫音の位置からだと表情は読めない。着ているのは黒のスーツ――いや、喪服だ。ついさっきまで人の死を見届けてきたような重さを感じさせる、礼装。 ドクドクドクドクドクと心臓が早鐘を打つ。 男――伊織清貴は、紫音を見ていない。その濃…

遊戯王 New stage2連載再開にあたって&サイドSここまでのあらすじ

イギリス式のルールに則ると、エイプリルフールは午前中に嘘を吐いて、午後にネタばらしをするんだそうです つまり、嘘をついていいのは午前中だけ この文章を書いている時刻は午後10時半。つまり、嘘をついていい時間はとっくに過ぎているわけです と、い…

しゃーなしだな

※タイトルは「これはゾンビですか?」というアニメの決め台詞らしいです ちなみに筆者はこれゾンは見ておらず、原作も途中で投げ出しました 今日(日付的には昨日)は友人と久々に秋葉原を散策してきました 前に会ったのが約2カ月ほど前なので、話題が積も…