にわかオタクの雑記帳

にわかオタクがそのときハマっていることを書き殴るブログです 主にアニメ・ゲーム中心

2017年冬アニメを見終わっての感想【その1】

イメージ 1


すごーい! きみは3カ月に1回ブログを更新するフレンズなんだね!



絶賛社会現象中のけものフレンズですが、なんと私未視聴でございます!
やってしまったっ……俺氏……完全に取り残されっ……戦場で棒立ちっ……!



そんなわけで、いつものアニメ感想記事の更新になります。
毎回前置きで同じことばっかり書いている気がしますが、最近はソシャゲに時間割き過ぎてアニメ消化すらおぼつかない有様でして……
さすがにこれじゃいかんと、ちょい自制していくつもりです。いつまで保つか分からんけどな!
春アニメは1話切りするものが少ない良作揃いなので、なるべく視聴を続けたいところです。
ブログの更新ネタもたくさんあるのに、書いていない系フレンズ。




毎度のことですが、ネタバレ&不快な表現に注意です。












イメージ 2


政宗くんのリベンジ



アニメ化する前、表紙の師匠のかわいさにやられて原作購入し、信者まではいかずとも普通にファンでした。
いつかアニメになるだろうな~ってぼんやり思ってたんですが、ついに来ましたね!
1クールなら大体ここまでかな、と予想していた通り文化祭まででしたし、
原作を大きく改変しているところもなかったので、最後まで安定して楽しめました。
ハーレム物っぽいですが、微妙にずれてる人間関係だったり、
昔はデブのいじめられっ子だった政宗が、自分を捨てた相手を見返すために努力してイケメンになってたり、
でも精神的には非モテだったころから変わっていなかったりと、別角度から抉り込んできた設定がお気に入りです。
政宗君はクズなところもあるけど色々努力してるからあんまり嫌いになれないんですよね!
あとはやっぱ師匠ですよ、師匠。ああいう一見はボーっとしてる天然ちゃんだけど、実は腹黒キャラ大好き。
政宗と師匠は、偽りの自分を見せている者同士で、二人きりの時は素を出せるというとてもグッドな関係なので、
大逆転大勝利でくっついてくれないかなぁ……
一度はフラれた寧子が、その後もちゃんと関わってきてくれているのも好印象です。


不満だった部分はアニメにというよりも、原作に対しても言える点なのですが……
お話の本筋である政宗と残虐姫、師匠と寧子の三角(四角?)関係にスポットが当たっているときは普通に面白いんですが、それ以外の脇キャラが横槍入れてくると、無駄に話がこじれる&引き延ばされて、
「この話は必要なのか?」と懐疑的になってきてしまうんですよな……
政宗や小十郎きゅんはまだいいとしても、委員長や姫の取り巻きはもう少し本筋に生かせる立ち回りができなかったのかと。
原作の最新巻がまさに話の中核に触れてるところですごい面白かったので、
視点がぶれる文化祭編で終わるのが残念でしたわい。オチは好きですが。
二期やるにはストックが足りなそうだし、あるとしても完結後かなぁ……








イメージ 3


テイルズオブゼスティリア ザ クロス


まだ最終回が放送されていませんが、とりあえず決戦前までの感想をば。
一期が導入+アリーシャ編とするなら、二期はロゼ+決戦編。
原作と違いロゼを普通の人間として、なおかつアリーシャと同列に扱い、その人となりを丁寧に描写。
その丁寧さに中盤は少し退屈さを感じたこともありましたが、ロゼとアリーシャが従者になり、
スレイと共にドラゴンを浄化したシーンの感動は、これまでの描写があってこそだと強く感じました。
原作ゲームとは打って変わった、しかしゲームに対しての厳しい評価があったからこそのシナリオでした。
立場を超えて隣に並んだアリーシャとロゼ。
理想を貫くために強くなるスレイ。その理想を後押しする仲間たち。
アニメのシナリオでゲーム作り直してくれたら絶対買うくらいに、良質な作品でした。
アリーシャ神衣やスレイの4人同時神衣など原作にはなかった盛り上げ要素が多々ありましたが、
個人的に一番感動したのは、一期のEDに繋げたところでしたね。
スレイたちの旅が、しがらみや確執、人種さえもを超えて人々を繋げた成果。
ただのイメージビジュアルだと思っていた理想の世界が実現した瞬間、ジーンと来てしまいました。
デゼルに描写を割いた分ザビーダが割を食っていたり、ベルセリア編は必要だったのかと気になるところはありますが、それを吹き飛ばすほどプラスの部分が強かったです。本当見てよかった。
最終回も楽しみに待たせてもらうとします!










イメージ 4


この素晴らしい世界に祝福を!



一期は完全なダークホース枠でしたが、二期は期待値の高い状態での視聴。
その期待値に十二分に応えてくれるほどのはっちゃけぶりでした。ある意味安定。
冒険者のスキルを上げつつも、世界に順応しすぎてクズさに磨きがかかるカズマさんや、
ドMド変態っぷりを「実際にいたらドン引きするだろうなぁ」というレベルで発揮するダクネス
かわいそうなゆんゆんなどの相変わらずっぷりに今回も笑わせてもらいましたが、
最後のアクシズ教団のインパクトがすごすぎて、二期のMVPは間違いなくアクアかなぁとw
アクア様のための二期だったと言っても過言ではないね!(お
あそこまで崩した絵が似合うヒロイン(?)もなかなかおるまいて……w
それでいて、最終回は一期同様きっちり盛り上げて締めてくれるからずるい。
生き返らせてもらえるとはいえ、自分が死ぬ作戦を躊躇なく実行できるカズマさんぱねえっす。
原作未読なのでストックあるかは分かりませんが、この勢いを保ってくれるなら三期も是非見たいです!









イメージ 5



セイレン



アマガミスタッフによるオリジナル新作アニメ。
エピソードの進行の仕方はアマガミと同じで、各ヒロイン4話ずつ、それぞれのストーリーが展開していく感じでした。
原作ゲームがあったアマガミと違い、完全新作だったセイレン
蓋を開けてみると、悪くはないが物足りない微妙なところで終わってしまった印象でした。
やはり橘さんのようなナチュラル狂気を持った主人公はなかなか作れないのか……!?
それはともかく、トップバッターだった常木さんのオチが唐突すぎる&その他のヒロインのエピソードで顔出ししては悪印象を積み重ねていくのがかなり大きなマイナスだったんじゃないかと。
ゲーマー先輩と幼馴染の話は普通に面白かっただけに、出足でつまづいてしまったのが残念でした。
あんな風に無理矢理出すくらいなら、フェードアウトしたほうがよかったと思うけどなぁ……
ともあれ、OPとかを見るにまだヒロインが半分残っていそうなので、二期に期待したいところです。







イメージ 6


Rewrite Moon/Teraa編


BADエンドで終わり、「結局Teraa編までやるんかい!」と突っ込みを入れた一期。
個人的に中盤以降迷走していたように見えた一期と比べると、二期は原作のルートをなぞって上手くまとめていたかな、と。
ただ、前にも書いたと思いますが、そもそも原作自体が絶望的にアニメに向いていない……
その上1クールという短い尺の中でMoon編Teraa編を終わらせるとなると、ダイジェストになってしまうのは避けられない。
そういった前提条件を踏まえた上で、うまくまとめていたと思いますわ。
ゲームやったあとも、考察サイトで情報補完してようやく理解できた部分もあったので、
アニメしか見ていない人は何やってるのかさっぱりだっただろうなぁ。
Moon編はゲームだともっと盛り上がるので、興味が出た方は是非是非。長いですが!
力を使い過ぎたコタさんがちゃんと異形化していた(ゲームだとテキストだけでCGは人間のままだった)のと、
魔物になったコタさんが見られたのはよかったです。
あとTeraa編のOPが素晴らしすぎて何度も見返したので、それだけでもアニメ化した価値はあったと思います!









イメージ 7



亜人ちゃんは語りたい



優しい……優しい世界だ……
いや、それしか言葉が出てこないほど、人の温かさ、優しさに包まれたアニメでした。
人、特に日本人は「自分と違うもの」「普通じゃないもの」に対して忌避の目を向けがちです。
それを咎められるほど俺は立派な人間じゃないし、万人に優しくできるほど悟ってもいません。
亜人という目に見えて明らかな異物に対し、真摯に向き合い、真の意味での共存を模索していく。
亜人ちゃんたちの最大の理解者である高橋先生はもちろんのこと、
他の登場人物もみんな優しくて、亜人ちゃん関係なくこんな世界だったらいいなぁと思える、
ある意味での理想郷でした。穿った言い方ですが、フィクションならではだったのかなと。
主題となっている亜人ちゃんたちもいい子ばっかりで、本当もう優しい世界だ……
でも、サキュバス先生はさすがにちょっとチョロすぎんか? 惚れた理由は分からんでもないけど。









イメージ 8


小林さんちのメイドラゴン



京アニ、日常ものもイケるやん!(上から目線
いや、氷菓やユーフォみたいな原作付きで真面目な作品は高クオリティなものを仕上げてくれるものの、
コメディ系はちょい不作気味だったので、どうなるかなぁと不安だったんですよね。
けど、回を追うごとに面白くなっていって、完全に不安を吹き飛ばしてくれました。
コメディというよりも、シリアスも織り交ぜた日常、家族の在り方を描いた作品でしたよねー
基本はコメディで、キャラを可愛く見せつつ、いい話にも持っていける。
振り返ってみると、けいおんに近い面白さがあったのかな、とも思いました。
何よりカンナちゃんの破壊力よな。才川じゃないけどぼへぇ~~~~~ってなるわあれは。
あのロリプニ感はなかなかお目にかかれない一級品でしたぜ……(満面の笑み
小林さんが男性でもよかったのでは? と思ったこともありましたが、
男にしちゃうと恋愛要素がどうしても入ってきちゃって、「歪だけど幸せな家族」を描けなかったんじゃなかなと勝手に解釈しました。最終回見てると、余計にそう思いましたわ。
あと、滝谷くんとファフさんの関係がうらやましくて仕方がない。
俺もあんな楽しい同棲生活送ってみたかったなぁ……


と、絶賛しつつも、京アニには原作付き(自社除く)のアニメを作っていてほしいなぁと思ってしまうのでした。





以上! 冬アニメ1クール物の感想でした!


他にはあいまいみーとか再放送の四畳半神話体系見てました。
2クール物だと、弱虫ペダルリトルウィッチアカデミア辺りをチェックしています。




鉄血のオルフェンズ遊戯王ARC-Vは、後日単独で感想記事を書く予定です。
……って言って鉄血一期のときは書かなかったので、今度は有言実行しないと(気合
ちなみに、この記事を書いている時点では、まだARC-V最終回見てません!!