２０１６年個人的アニメランキング【前編】
毎年恒例の！
アニメは関係ない……いや年末にアニメやってたから関係なくはないですが、
FGOメインストーリー第一部が素晴らしくよかったです。
「シナリオ読むためにやれ」って胸を張って勧められるくらいによかったです。
ちょっとでも興味のある方は是非是非ｂ
話を戻して、毎年恒例のアニメランキングです。
あくまで個人的な評価をランキング形式にしたもので、世間の総意ではないのであしからず。
また、作品を貶めようといった悪意は一切ございません。
選考対象は、以下の作品になります。
・２０１６年に放映され、完結しているアニメ作品。
・２０１５年秋～２０１６年冬に放送され、完結した２クール作品も含む。
・まだ完結していない作品、分割２クールが明言されている作品は除外。
・映画、ＯＶＡ、特撮作品は選考対象外。
では、まず10～6位をお届けします！
10位 この素晴らしい世界に祝福を！
原作未読ゆえのダークホース感が勝因でしょうか。
二期も相変わらずのノリで安心した、やりたい放題アニメ。
やりたい放題のはっちゃけに見えつつ、不快にならない程度にしっかり線引きしてあるのは上手いなぁと。
いい意味での着飾らなさ。パロディではなくコメディとしてのテンポの良さ。
作画の乱れさえ「味」と感じてしまう崩し方は、なかなか真似できないと思います。
異世界転生物でごった返す昨今で、ひと際輝いているのは伊達じゃなかったですね！
9位 この美術部には問題がある！
ラブコメの面白さ、恋する女の子のかわいさを改めて教えてくれた良作でした。
感想記事のほうにも書きましたが、好きな男の子に翻弄されたり、精一杯アピールしてみたりと、
女の子のかわいさは恋してるときに最大限発揮されるんだなぁと。
恋する乙女の魅力ステータスは天井知らずやでホンマ……
女の子だらけのキャッキャウフフも大好物です。
が、相手の男の子がいてこその魅力は、恋愛要素を含んだ作品だからこそ出せる武器なんだと痛感しました。
8位 響け♪ユーフォニアム２
なんだろう、終盤の展開からタイトル回収までの上手さにやられた感じです。
前半部だけなら「一期ほどじゃないな」とランク外に収まってたと思うんですが、
「特別な人」が見せる人間らしさ、すぐ近くで見続けてきた姉の姿と、すぐ隣にいた先輩の姿、
そのどちらも失いたくなくて、自分の気持ちを伝えたくて必死になる久美子の姿は、
初期の冷めた彼女からは想像もできなくて、感慨深かったです。
安全な場所から事態を見ているだけじゃなく、自分が関わっていく――
二期の久美子はやたら泣いてるイメージが強かったですわ。
あと、最終回での先生二人のやり取りであった、「部活動」の枠で作らなければいけない音楽。
どんなに最高の音を作り上げても、それは一年経てば嫌が応にも崩れてしまう。
だからこそ、あそこまで熱中できるのかなぁと。
そういった経験が乏しい俺は、羨望を交えつつ観賞してました。
7位 おそ松さん
社会現象を起こしたと言っても過言ではないほどの人気アニメになったおそ松さん。
6人のキャラ付けと横へ広げやすい作品性はともかくとしても、
中身はやりたい放題のギャグアニメ、それこそ人によっては不快になるくらいの下ネタや意味不明なシュールギャグにも平気で突っ込んでいく暴走機関車みたいでしたｗ
いやはや、トッティのくだりは何回も笑わせてもらったなぁ……ｗ
エピソードの当たり外れは多かった＆後半の失速っぷりがちょっと残念でしたが、
製作陣が楽しんで作ってるだろう雰囲気が伝わってきて、見ていて楽しいアニメでした。
二期やってほしいけど、あっち界隈だとちょっと旬過ぎちゃってるかな……今は弱ペダ？
6位 クオリディア・コード
いや本当シナリオは面白かったと思うんですよ……
足引っ張りまくりの作画はもう置いておくとしても、散りばめた個々の設定＆要素を掘り下げるためにも、
2クールかけてじっくりやってたら、文句なしの良作になってたんじゃないかと……
メイン6人だけでなく、各学校のそれぞれのキャラと、代表の立ち位置、
大人たちとの関係性をより丁寧に描いていれば、後に明らかになる真実がより重さを増すし、
偽りの世界と知ってなおアンノウンに味方するキャラが眼鏡ちゃん以外にも出て、
学生間の抗争があればドラマ性も十二分に発揮されただろうに……
あとは、カナリア離脱までに東京組の魅力をもう少し伝えていれば……！
と、「こうしていれば」が尽きない＝設定・キャラ・シナリオの骨子がとても魅力的だった作品でした。
完全オリジナルでいきなり2クールは難しいのは承知していますが、何とも勿体ないアニメだった……
と、前編はここまでになります。
1位～5位は後編で！
