にわかオタクの雑記帳

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ジョジョ七部読みました

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よかった……




ジョジョはアニメで一部二部、漫画で三、四、五部までしか読んだことがなかったにわかな俺。
七部ことスティール・ボール・ラン週刊少年ジャンプで連載していたころは目を通していたけど、ウルジャンに移籍してからは読む機会がなくなってしまった。
前々から読みたいとは思っていたけれど、20巻以上もある単行本をまとめて揃える気にはなれず……
しかし、来週発売のASBのPVなんかを見てると読書欲が日に日に高まってしまい、中古でもいいから買っちゃおうかと思っていたところで、うでっきさんに貸していただけました。感謝!


とりあえずジャンプで追いかけていたところもほとんど忘れてしまっていたので、きちんと1巻から読み始め、
今日24巻まで読み終わりました。
ネタバレが気になる方は、この辺りでブラウザの戻るボタンをクリック。
何故なら、読み終わって「ネタバレ無しで読みたかった」と思ってしまったから。
まだそこまでジョジョ熱が高くなかった頃に、ちょこちょこネタバレを聞いてしまった俺は、ある程度展開が分かってしまい、最高に楽しめたとは言えなかったと思う。
なので、未読の方はネタバレ無し(といっても完全にシャットアウトは厳しいだろうけど)で読んでみてください。




ジョジョって改めて読み直すと、序盤~中盤は意外とたるい展開があったりするんだけど、終盤、特にラストバトルが異様に盛り上がるせいで、読み終わったあとすごい満足感を得られるような気がする。
まあ五部のラスボス戦は個人的にちと微妙だったんですが……
七部もその例にもれず、ラスボスである大統領戦はすげえ面白かったっす。裏Dioはボスって感じがしない。
ただ、熱いバトルに興奮するというよりかは、覚悟と覚悟のぶつかり合いに引き込まれた感じ。
ずっと一緒に旅を続けてきたジャイロの死からの展開は、心に重くのしかかるものがあった。
決着がついたときも、「勝ったッ!」よりも「終わった……」としんみりしてしまった。
それは、スティール・ボール・ランという作品全体に言えることなのかもしれない。
遺体の力に見入られて生きる希望を取り戻したジョニィが、ジャイロとの旅を通じて成長する。
この2人のコンビは、まさしく相棒と呼べるいい関係だった。
精神的に未熟なジョニィがジャイロに引っ張られるだけでなく、ジャイロにもまだ甘さがあってそこを敵に付けこまれるとか、パワーバランスがどちらかに傾いていなかったのもグッド。
当初の目的である大陸横断レース制覇よりも遺体の回収に話が流れてしまったところはちょっと残念だけど、
ジョニィは「マイナス」から「ゼロ」になれたのでよかったのかな、と。

バトルシーンも、これまでの主人公は近接戦が多かったのに対し、ジャイロジョニィ共に飛び道具が武器で新鮮だった。タスクは素晴らしいデザインでしたな。
また、スタンドだけではなく銃が積極的に使われたのも好印象。なんか普通の武器は特殊能力のかませにされちゃうことが多いからさ……七部の銃は最強説。
ジョジョの登場人物は異様にタフだからな! 急所さえ外れてれば何発銃弾を食らおうと死にやしない!
敵の攻撃が苛烈なのは、四部のクレイジー・ダイヤモンドが優秀すぎたことが原因な気がする……




これで、あと読んでないのは六部だけかな!
六部は途中からジャンプで読んで、ラストに衝撃を受けたことは覚えてる。
あんまり評判はよくないけど、ここまで来たら全部読みたいっすよね!