New stageガールズトーク?【小ネタ】のおまけ
※行数オーバー(?)のせいで入らなかったおまけです。
同時刻。輝王宅――
創志「ふんふんふ~んっと」
輝王「おい皆本創志。レシピには塩は小さじ一杯と書いてあるぞ。そんな適当でいいのか?」
創志「いいのいいの。いちいち計るのなんてめんどくせーし」
輝王「そうか……」
輝王「…………」
輝王「いややっぱり気になる。もう一度最初から作り直そう」
創志「どんだけ神経質なんだよ!!」
創志「ったく。お前が料理教えてほしいって頼むからバイト休んでまで来たのによ」
創志「そんなに気になるなら、俺に教わらずにレシピ本通りに作ればいいじゃねーか」
輝王「いや、それはすでに試したんだが、玉子焼きを作るのに2日かかった」
創志「…………」
輝王「それでいて味は既製品のものとそれほど変わらなかったからな……」
輝王「誰かに教えを乞うた方がいいと判断した」
創志「……まずは分量にこだわりすぎるところを何とかしような、うん」
創志「それにしても、どうして急に料理を覚えようなんて思ったんだ?」
輝王「今までは外食や弁当などで済ませていたんだが……」
輝王「この前の健康診断で引っ掛かってな」
輝王「食事を自炊に切り替えるよう指導された」
創志「……材料の分量はこだわるのに、そういうところは気にしないんだな」
輝王「何か言ったか?」
創志「いいや、何も。さっさと続けようぜ」
輝王「ああ。よろしく頼む」