にわかオタクの雑記帳

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我慢できなかった

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いやあ、Fate/Zero原作全部読んじゃいましたよ(ニッコリ




アニメ放送に先駆けて文庫版1巻を読んだのですが、結構読むのに時間がかかってしまったため、なかなか2巻に手が伸びずにいたのだが……


うおおおおおアニメ1話おもしれえ!! 続き気になる!!


てな感じで2巻読み始めて、そこからはもう夢中ですよ。
暇を見つけては読み漁って、全6巻を読破いたしました!!
……まあいつも通り流し読みだったのは否定しませんが。



読み終えた現在は満足感に浸っているのですが、先を知らないままアニメを見たかったなぁ、という気持ちもあってちょっぴり後悔。あの場面とかあの展開とか事前知識無しで見たら、大興奮間違い無しだったろうし。
とはいえ、3話を見たあと感想レスまとめ記事なんかを読んでいると、切嗣と舞弥の関係とか、言峰の行動の真意とかをイマイチ理解できていない人が多くて(特に前者)、その点では地の文できっちりと内面を描いている原作小説を読んでいてよかったなーって思った。


以下、Fate/Zero及びstay nightのネタバレを含みます。
Zeroはアニメで楽しみたい!ネタバレ厳禁!という方は速やかに退避をお願いします。












何に対してもにわかな俺は、stay night本編も中途半端なところでやめちゃってるんですよ。
確か、UBWが終わって桜ルート行ってる途中だったかな? あまりにもUBWが盛り上がりすぎたせいで、そこで満足してやめてしまった(ちなみにプレイしたのはPS2版です
しかもプレイしたのが相当前なので、内容はほとんど忘れてしまったのですが……


もう1回やってみよう! と思わせるくらい面白かったです>Zero


どんな結末になるかはもちろん知っていたし、内容に関してもある程度ネタバレされてた部分があるから、展開は予想できたんだけど、それでもページをめくる手を止められなかった。
ラストは確実にバッドエンドの部類に入るのに、奇妙なことに満足感でいっぱいになった。
ただ残酷なだけじゃない。その中には、物語を彩るための数々の要素が詰めこまれている。
切嗣はある種「完成された主人公」だったけど、物語に必要不可欠といえるキャラの成長は、主にウェイバー&ライダーコンビが荷った。このコンビのシーンは、終盤に近付くにつれて感慨深さを増して、読んでいるだけでじんわりきてしまった。別れのシーンと、その後のウェイバーVSギルガメッシュ、そしてエピローグは反則やでえ……ウェイバーマジ主人公。


俺も素人ながらに小説なんて書いていまして、最近はいかに魅力的なキャラクターを作り、それを描くかなんてことを考えてたりするのですが、その点でZeroは「さすがプロだなぁ」と思わせてくれる出来栄えだった。
セイバー、アーチャー、ライダー、キャスター、ランサー、アサシン、バーサーカー、それぞれの陣営のキャラクターを魅力的に描き切ることは、今の俺には到底できそうにない。
現在人気沸騰中の雁夜おじさんなんか全然救われてないけれど、あの心理描写の密度を読んだらこれはこれで仕方のないことなんだなぁと納得出来てしまった。桜を救いたいならSTをやろう!ってことで。


バトルシーンに関しても、圧巻のひとこと。
対キャスター戦のクライマックスがどんなふうに映像化されるか今から楽しみで仕方ないぜえええ!
あとセイバーVSライダーとか疾走感半端ねえことになるだろうなぁ。
まあufoさんなら安心やで! 分割2クールとか我慢できないよ早く見せてくれ!!



しかし、未来の士朗=アーチャーは、義理の父親である切嗣と同じ生き方を選び、果てにああなっちゃったんだよなぁ。Zeroでの切嗣の生い立ちを見てると、色々やりきれないや。



うーん、時間があったらマジでstay night再プレイしたいなぁ。Zeroだとセイバーはいじめられて絶望して終了だから悲しいし、桜が救われる結末もきちんと見たい。
ああ、時間が欲しいのう。それ以外にもやることいっぱいあるんですが!