にわかオタクの雑記帳

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にわかのFGOプレイ記 第2部5章 星間都市山脈オリュンポス 神を撃ち落とす日 感想

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恒例となった生放送直後……ではなく一日遅れでのスタートとなった、
第2部5章後半戦、星間都市山脈オリュンポス
アトランティスの実装からはや4ヶ月。待ち望んだ時がついに、ですね。


前回のようにババーっと一気にとはいきませんでしたが、今日ようやくクリアしたので、引き続き感想を残しておこうと思います。

 


以下、FGO最新章までのネタバレを含みますので、ご注意を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「それでも」と足掻き続けろ。

 
「平穏が永遠に続く今日」よりも「絶望の待つ明日」を選び取った、オリュンポスの双子、マカリオスとアデーレ。
例え変化を望んだ先が終焉だとしても、彼らは自らの願いを貫き通した。

 

そして、変化を望んでいたのは、彼もまた同じ。
キリシュタリア・ヴォーダイム
元Aチームにして、クリプターのリーダー格。
最大規模の異聞帯を統べる王、ゼウスの盟友。

 

彼が汎人類史を漂白してまで成し遂げたかった「変化」
それは、全ての人類が神に進化することで成し遂げられる、「真の平等」だった。


いかにも貴族然としたキャラクタービジュアルや、敵側のリーダーという立ち位置のせいで、ありがちな「嫌みなエリートキャラ」の印象が強かったキリシュタリア。
アトランティスで対峙したときも、さほど言葉を交わさなかったので、余裕たっぷりなこと以外、どういうキャラなのか掴めないままでした。


それが、蓋を開けてみればどうだ。
誰よりも主人公を「対等」に扱い。
誰よりも「人類」を救いたいと願い。
仲間たちを助けるために幾度となく苦難を乗り越え、願いの成就のためには自らの犠牲も厭わなかった。

 

まさしく、「人理修復」と託される相応しいマスターではないのか。

 

……たぶん、刺客に襲撃され、少年に命を拾われた事件がなければ、キリシュタリアは前述した「嫌みなエリートキャラ」になっていたのではないかと。
カルデアなど取るに足らない雑魚だと吐き捨て、カルデアのマスターを何の力を持たない弱者と見下す。そんな分かりやすいキャラになっていたんじゃないかと。
けれど、違った。彼はそうならなかった。
カルデアのマスターなら全能神ゼウスを打倒するはずだとカイニスを託し、それを成し遂げた主人公たちに真っ向から立ち向かった。
驕ることなく、かつ勝利を譲ることなく。
最期まで自らの願いを貫き通し――カルデアに後を託した。

 

 

 

 

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もう事前の(勝手な)印象づけとのギャップが凄すぎて、最期のシーンは涙をこらえられませんでした。
もしも、もしも違う未来があったのなら。
主人公と肩を並べて戦う未来が、あるいは共に笑い合う未来があったのなら――
そう夢想せずにはいられないほど、いいキャラでした。クリプターの中で一番好きになりましたわ。

 

「予想外」に純真だったキリシュタリアとは違い、「予想通り」に動いてくれたベリル。
いつか裏切るんだろうなぁ、とほとんどの人が予想していたでしょうが、最高で最悪のタイミングでしたね、ええ。
「人殺し」を愉しむ、ある意味での純粋悪。
次の異聞帯は中身もマスターも相当ヤバイときてて、オリュンポスとはまた別の辛さが待っていそうですね……
リンボとの決戦も、ここで着きそうな雰囲気ですし。
楽しみではありますが、同じくくらい怖いわぁ。

 

 

ストーリー面では下総以来の大活躍、そして別れとなった武蔵ちゃんや、なんやかんや打ち解けつつも、最後はキリシュタリアのサーヴァントとしての使命を全うしたカイニス。
ゼウスの呪いを受けたせいでやたら饒舌だったホームズに、相変わらず株が青天井に上がっていくゴルドルフ所長。
そして、満を持して降臨したグランドランサー、神祖ロムルス
ゼノギアスのロボを連想させた機神マルスに、期待通りに格好良かったマシュの新武装、ブラックバレル等々……
ここに挙げていない要素でも面白かったところが盛りだくさんでしたが、今回はキリシュタリアに全部持っていかれてしまった感じですFGOで泣いたのいつ以来だろうか……

 

 

 

 

 

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で、問題のU-オルガマリーですよ。


前所長が2部のラスボスなんじゃないか、と半分ネタでささやかれたいたことはありますが、まさかマジでそうなるとは……いや異星の神がラスボスと決まったわけじゃないけども!
この展開は賛否両論ありそう……現時点では、俺はどちらかというと否定派です。
いや、オルガマリー救出の流れは別にいいんですが、降臨のくだりが完全にギャグだったのはちょっと……
数多くの強敵を突破し、盛り上がりも最高潮! ってところだったので、もうちょっと真面目にやってほしかったかな、と。
それ以外にも、今回は主人公の選択肢で状況にそぐわないものがちょこちょこあったので、イベントならともかく、メインシナリオではしっかり締めてほしいなぁ、と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

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バトルの方は、1部の6章を思い出させるような、キッツイ局面が多かった印象です。
アトランティスはストーリーのボリュームに対して、バトルは易しめのところが多かったので、いよいよ敵さんも本気出してきたな感がバリバリに出てて、臨場感は増しましたね。
バビロニアアニメの感想でも書いたんですが、バトルパートがちゃんと難しい(理不尽じゃない)と、強敵と戦っている認識が強化され、没入感増しました。その分攻略はきつかったですが!
デメテル戦で早々に令呪コンテしちゃったので、タマモヴィッチとかディオスクロイがきつかった……
キリシュタリア戦はもうストーリー読みたい一心で、超久しぶりに石割りました。
フレンドのサポートが使えない&マシュの強制フロントスタートのせいで、難易度割り増しされてた印象です。
マシュ有能なんだけど、他の優秀なサポートキャラがフロント編成できないのが辛い。
ゼウス戦はもちろんロムルス連れて行きましたが、あれアヴェンジャースタメンにしたほうが普通に楽よね。
俺の場合は、Sイシュタルがめちゃめちゃ頑張ってくれました。

 

 

 

 

 

最後に、アトランティスの感想のときに羅列した疑問と解答をば。


カルデアの裏切り者→まだ不明。ホームズではないっぽい?

 

・オリュンポス先行組→カリギュラを残して全滅したけど人工知能残してた
           ちなみにアーチャーはテスラだったのかな?

 

・グランドが召喚された真の理由→ビーストへのカウンター?

 

・村正が作っているもの→大召喚器アイテール

 

・カイニスの行方→カルデアに保護され味方に。ゼウス打倒したあとは再度敵に

 

・キリシュタリアの真の目的→人類を神に進化させ平等な世界を実現させる

 

・他クリプターの動向→カドック:重傷を負ったところを神父に救出されボーダーに
           ペペ:キリシュタリアの仇討ち?
           ベリル:本性を現しコヤンスカヤと組んで自らの異聞帯へ
           デイビット:不明。今回不自然なくらい話題に出なかった

 

・ゼウスの正体→異星より飛来した艦。仲間の権能をも取り込み全能に

 

エウロペ→やっぱり味方でした

 

ギリシャ異聞帯の空想樹の種子→完全に開花したので異星の神降臨

 

・武蔵ちゃんの参戦タイミング→開幕から派手に! そして「カルデアの者」の言葉通りここで終幕

 

・ブルーブックを撃った存在→不明のまま

 

 

クリプター関連は大分はっきりしましたが、各陣営の思惑についてはまだまだ謎が多そうです。
それらが明かされるのは果たしていつになるやら……
そして、今年中に6章は実装されるのか!?

 

 

 

 

 

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Twitterのフォロワーさんのつぶやきで気付く。
クリア後礼装といい、こういうところずるいよなぁ……