にわかオタクの雑記帳

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にわかのFGOプレイ記 第2部5章 神を撃ち落とす日 感想

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昨日の生放送後に配信となった、FGO第2部5章 Lostbelt No.5 神代巨神海洋アトランティス


何故か時間が有り余っていたので、一気にばーっとクリアしました。
うん……何というか……
ネタバレ伏せて語ることが難しいので、注意喚起した上で感想書いてみたいと思います。


ここから先は、FGO最新シナリオまでのネタバレを含みます!
未クリアの方は進まないようにしてください!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、一言。

 

 

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やっぱ分割じゃねーか!!

 


いや、今までが異聞帯ひとつを一章分で解決してきただけで、今回もセオリー通りですなんて一言も言われてなかったけどさ!!
いつもなら最終盤辺りの節まで進んだのに、敵の本丸側の描写が薄いと思ったら!!
「仲間みんな退場しちゃったけど……」「ガチャ追加されたエウロペはいつ出てくるんだ?」って、ストーリーにのめり込みつつも、首かしげながら進んでました。
で、ポセイドン戦突入節の報酬を見て、あっ……(察し)

 

シナリオクリア後、灰色のオリュンポスをタップ連打して、
「次のアップデートっていつだよ!?」と叫んだ同士は多いと信じています。

 


前半戦……なのかはまだ不明ですが、絶海突破までとなったアトランティス
内容的には、「アナザーオケアノス+バビロニアを添えて」って感じでしょうか。
一部三章では敵側だったイアソンが中核となり誕生した新生アルゴノーツ。
「なんと気持ちの良い連中だろう……」と呟きたくなるくらい、
絶望的な状況でも、笑い合い、冗談を言い合い、絆を深めながら困難を乗り越え……
そして、全員が役目を果たして散っていった。
先に召喚され、退場したドレイクを始めとしたサーヴァント達。
彼らからのバトンを受け取り、繋いだからこそ、カルデアはオリュンポスに辿り着くことが出来た。


それはひとえに、人間の意志の力。


オデュッセウスやオリュンポスの神々が「数ある情報の一要素」と軽視し、
力と計算で押さえ込めると過信した、唯一の勝機。
人としての意志があったからこそ。
アキレウスは肉体が死しても戦い続け、コルデーは全てを忘れることになっても立ち上がり、千代女は忌避していた呪いを自らにかけ、――オリオンは、愛ゆえに弓を引いた。
合理性だけでは動けない、感情を上乗せしたからこその成果。
敗走からスタートしたギリシャ異聞帯攻略ですが、彼らが起こした風によって、
とても清涼感のある(ひとまずの)エンディングだったと思います。
別れは多かったけど、その全てに自信と納得がありました。

 


バビロニアでのギルガメッシュポジションだったイアソン


これまではお山の大将兼いじられ役の印象が強く、今回も先発組からリタイアして飲んだくれてたところからのスタートでしたが、めっちゃ株上がりましたねぇ。
ヘラクレスを始めとしたかつての仲間達は消え……だからこそ、弱気な自分を奮い立たせ、策を巡らし、布石を打ち、最後の最後まで虚勢を張り続けた。
やると決めたのなら、文句もわがままも言うがやり遂げる。立派な船長でした。

 

 

 

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これまでの扱いといえば、オリオンとアルテミスのくだりは泣かされました……


今までは単なるギャグ要員だったのに……普段コメディパート担当がシリアスやり始めるの反則だよ……
サブタイトルである「神を撃ち落とす日」って、初見ではゼウスが滅茶苦茶ヤバイ姿になってて、それを総力戦で倒すからって理由なのかなと予想してたんです。
まさか、あんなエモーショナルな方面から殴りに来るなんて……
例え変わり果てていたとしても、汎人類史の敵だったとしても、
愛した女は撃てないと、一度は諦めかけたオリオン。
しかし、彼女を撃ち、解放することが愛した者の責務だと気付く。
それは、人間である自分だからこそ、成し遂げられるのだと。
熊のマスコットにされても仕方ない程、熊みたいな大男なオリオンが、素晴らしくかっこよかった……
シナリオ終えると、宝具シーンがすごいエモく見えるので困る。
レア演出は……うん。ギャグやってて安心するなって。

 

 

 

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個人的にツボだったのは、新登場のマンドリカルド


CM初見時のやる気がなさそう~なセリフ時からちょっと気になってて、
いざストーリーで登場したら陰キャ丸出しで、もう完全に解釈一致でしたね!!
分かる人は分かると思いますが、俺ガイルの主人公意識してるのかなーって。
イベントでもっと色んなキャラと絡んでほしいなぁと、先の期待も生まれましたわ。

 

先導して道を切り開くのではなく、影から見守るのではなく、
隣に立ち、主人公と同じ目線で物を考え、共感してくれる存在。
自分の非力さを嘆いたからこそ、無力に悩むマスターを励ませる。
人とサーヴァントという違いはあれど、対等な「友達」
いそうでいなかった(と思う)ポジションだったので、
彼がいたことで、清涼感が随分と増したと感じました。
ラストで「真のデュランダル」を手にするのも最高過ぎるよね……

 

完全にヒロインしてたコルデーとか、いいとこ取りのヘクトールとか、
登場したキャラ全員が活躍してくれたの、素晴らしかったです。

 

 

 

 

 

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不満点は、特撮ヒーローばりのアーマー着込んだオデュッセウスとの直接対決がなかったことですかね!
まさか戦闘グラフィックもないとは……ちょっと楽しみにしてたのに……


これ、アトランティスピックアップ2は無いな?

 

 


しかし、無事に敵の本拠地に辿り着いたものの、謎は多く残りました。
覚えているものをいくつかピックアップしてみると、


カルデア内の「裏切り者」は誰なのか?

 

今回で素顔……なのかは分かりませんが、フードの下の顔を露わにした「カルデアの者」。
当然Dr.ロマンではないので、ゲーティアなのか全くの別人なのか……
正体はともかく、主人公達の窮地を救った彼からの忠告。
オリュンポスに先達したサーヴァントから残されたメッセージ。
疑わないことは善ではない……

 

目下、怪しさが再燃しているのはホームズですかねぇ。
キャメロットでロマニを危険視、ゲッテルデメルングでは「混ざり者」と称され、まだカルデア側に隠していることは多そうです。
でも、味方側のサーヴァントとして登録されてるしなぁ……

 

あとは、カルデア職員で唯一の立ち絵有りムニエル。
ゴルドルフ所長が名前覚えられないのも伏線じゃないだろうな……?
シオンが怪しいなんて意見も見るので、疑いだすとキリないですね。

 


・オリュンポスに向かった正体不明のサーヴァント達は?

 

彼らが「全滅してました」では終わらない気がします。
退場していたとしても、オリュンポス側に何らかのメッセージを残しているでしょう。
名前が伏せられている人物の中には、ギリシャ神話に縁深いサーヴァントもいそうですが……

 


・「グランド」が召喚された真の理由とは?

 

オリオンがまさか冠位サーヴァントだったとは……予想外すぎました。
ティアマトに匹敵する何らかの存在がいるのか。それとも――
どうであれ、冠位が召喚されるような事態に、オリオン抜きで立ち向かわなければならないってことですね。
バトルの難易度がとんでもないことになりそうだぁ……

 

 

他にも、細かいものを羅列してみると、

 


・まさかの敵側だった村正が作っているものとは?

・生きているであろうカイニスの行方は?

・キリシュタリアの真の目的と他クリプターの動向

・ゼウスの正体とは?

エウロペは味方として登場するのか?

ギリシャ異聞帯空想樹の「種子」はどうなっているのか?

・オリュンポスにいた武蔵ちゃんの参戦タイミングは?

・ブルーブックを撃ったのは存在は? 宇宙人なのか?

 

俺が忘れているだけで、まだまだ未回収の伏線だらけ。
さすがに次章だけで全部は解決しないでしょうが、そろそろ核心の部分が見えてきてもいい時期です。
「果たしてオリュンポスの配信はいつなのか!?」という最大の謎が、早々に明らかになることを祈っています。
顔見せすらしなかったエウロペをガチャ実装したので、年内配信ワンチャンあるのだろうか……?
普通に来年春ぐらいでも驚かないですけどね!!

 

 

 

 

 

 

 

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ひとりくらいもらってもバレへんやろ……