にわかオタクの雑記帳

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にわかのFGOプレイ記 第2部6章 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ 星の生まれる刻 後編の軽い感想

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前編を終えたときは「これで3割か……」と、1ヶ月後に開放される残り7割に対してさらにギアが上がって面白くなることへの期待と、プレイ時間が確保できるかどうかの不安を抱いたものです。
6章分割発表時は「1ヶ月後って早いじゃん」、前編クリア後は「1ヶ月後って遠すぎ!!」、その後まさかのネロ祭復刻で周回と高難易度消化に追われ、私事ですが並行してる他ソシャゲもイベントラッシュで、毎日のノルマ消化をひいひい言いながらこなしているうちに、気付けば1ヶ月経っていました。

 


そして、毎度お馴染み生放送を経てからの後編、6章完結編の開幕。
今回は運悪くスケジュールが噛み合わず、通しプレイではなく毎日少しずつ進めていく形になったのですが、まあボリュームが尋常じゃない。他趣味の時間を最低限に削ってプレイしても、全く終わりが見えてこない。
「ちゃんとゴールに向かって進んでいる実感はあるのに、そのゴールが果てしなく遠いせいで感覚が麻痺する」といった、もうソシャゲじゃなくて本家ADVを進めているような気分でした。そういや最近エロゲやってないな……

 


そんな大ボリュームのシナリオを、一応消化しました。
なので、ここからはネタバレ有で軽い感想を残したいと思います。
くれぐれも未プレイの方はここで引き返すことを強くオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ち…………

 

 

ちくしょう~~~~~~~やりやがったなきのこ~~~~~~~~~~(褒め言葉)

 

 

こんなひどい聖杯のもらい方があってたまるか!! 絶対続きがあるだろ!!!! あると言え!!!!!!

 


事前の生放送で、「6章クリアの足並みを揃える仕掛けがある。レイドじゃない」とのお言葉があったので、またシナリオの時限開放があることは予想出来ていたのですが……
こんなひっっっっどいぶつ切りで「クリアおめでとう! 残りはエピローグでね!」の画面が出てくるなんて想像できないだろ!! この外道が~~~~~~~!!(褒め言葉)

 


6つの巡礼の鐘を鳴らし終え、いざ女王モルガンとの決戦。
一度は勝利したものの、それはモルガンが作り出した分身だった。
苦労して倒したものと同等の分身がいくつも出現し、反乱軍を――そしてオベロンを葬る絶望的な形勢逆転劇。
軍隊での戦力差など、何の役にも立たない。モルガンさえ存在すれば、「無慈悲な蹂躙」は確定しているのだから。
そんな圧倒的劣勢は、予言の子キャスターアルトリアの覚醒でも、カルデアのマスターの奮闘でもなく、妖精たちの内乱によって、あっけなく、本当にあっけなく幕を閉じる。閉じてしまう。
ウッドワスの執念の奇襲、バーヴァン・シーを人質に取ったスプリガン、そしてモルガンの悪事を誇張して伝えるオーロラ――
モルガンへの不満が爆発した妖精たちは、今まで自分たちを庇護してきた女王をあっけなく切り捨て、無惨に殺す。
かくして悪しき女王は討たれ、妖精國に救済がもたらされたのだった……


……ってそんなわけあるかーい! 何にも解決しとらんやないけ!!


はっきりと明かされたのは、モルガンと救世主トネリコが同一人物であり、彼女が何故、どうして、どうやってブリテンを歪な妖精國へと変えたのか、という部分だけ。
スプリガンやオーロラの真意も、ランスロットの行方も、ベリルとの決着も、大穴に眠るケンノルウスも、何一つ終わっていない! 残った要素をエピローグだけでまとめられるとは到底思えない! こんな……こんな後味の悪い決着のために、戦ってきたわけじゃない!
どんな顔してFGO6周年を祝えって言うんだよちくしょう!! 鬼! 悪魔!! 毒きのこ!!!!

 

 

 

 

 

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理想のオカマキャラだったペペさん


「まさかここで終わらないよな?」とヒヤヒヤしながら進めて、本当に終わった時の困惑困惑困惑で、そこに至るまでの過程が全部吹き飛びましたよね。
前編から引き続き気軽に軽口を叩けて、アルトリアも(ある程度)素が出せる予言の子一行の和気藹々っぷりとか、真名看破したら予想以上にいい人だったバーゲストとか(もっとイチャイチャ見せろ)とか、ガレスの真実と奮闘とか、ペペさんの最期とか……
印象に残る場面はいくつもあったのに、ラストで良い意味でも悪い意味でも台無しにされましたわ。
文字通り「モルガンを倒したら終わり」で締めくくるとは思わないじゃん……

 


まあ、クリアしたほぼ全員が考えたことだと思いますが、続きは間違いなくあるでしょう。
問題は、それがどのような形で出されるのかということ。

 


8月4日に開放されるエピローグがそのまま完結編へのプロローグとなり、真の6章後編、または6.5章として期間を空けずに実装されるのか。
もしくは、先に7章……南米異聞帯を攻略してから、改めてブリテンに戻ることになるのか。

 


個人的に後者の線は結構あると考えていて。
今回、カルデアのマスターはオベロンから「当事者ではなく傍観者である」と告げられています。
モルガン討伐の真相は、プレイヤーから見ても、「藤丸立香」の視点で見ても到底納得できるものではなく、それを知れば、確実に異を唱えるでしょう。

 

しかし、6章の「主人公」は、予言の子、アルトリアなのです。

 

彼女は、妖精を守るためでも、人間を助けるためでもなく、予言の子としての責務を果たし、重荷を下ろしたいがために戦ってきました。
思い描いていた結末と違ったとしても、モルガン打倒という目的は達成されたわけです。
その事実に、彼女が納得したとしたら?
カルデアのマスターは、悲劇的な結末を受け入れざるを得ないでしょう。「こんなの間違っている」と叫ぼうと、それはただのエゴで、異聞帯に生きる人々を、その想いを否定することになるのですから。
カルデアブリテンに来た目的である「ロンゴミニアドの入手」が果たされれば、どれだけ後ろ髪引かれようと、彼らは妖精國を去るしかありません。
そうして、忸怩たる思いを胸の奥に無理矢理押し込めながら、異聞帯を去る展開があるんじゃないかなー、と。
メタ的な視点で見ても、毎回ボス倒してみんなある程度納得して異聞帯にさよならバイバイじゃ、ワンパターンですし。

 

過去に飛ばされ、トネリコの真実を知った後、現代にて合流したマシュ。
前編ではもう1人の主役と言っても過言ではないスポットの当たり方だったのに、後編ではほとんど解説役としての出番しかありません。
マシュが戦う理由を見つけたとき、ギャラハッドは再び力を貸すだろう――
南米異聞帯や異星の使徒との激闘を経てその理由に辿り着き、ブリテンに戻ってから「妖精騎士ギャラハッド」の力を得る流れとか、割としっくり来ると思いません?

 

 

 

 

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謝らせてくれ頼む


前編から「協力的過ぎる。何か裏がありそう」と疑っていたオベロン。
後編では善良な予言の子一行が出来ない裏工作を行っていたことが明かされますし、ウェールズの森を焼かれて明確に怒りを露わにする等、正直疑ってすまんかったと土下座したいくらいイイ人でした。
が、やっぱりまだ何か隠してそう疑惑を払拭できないんですよねぇ……亜種特異点のヒゲジジイたちのせいで疑い深くなってしまった……
決戦時、オベロンはモルガンの分身の攻撃を受けて消滅したように見えます。
それがフェイクで、自分の死を偽装しつつ実はオーロラと繋がっており、今後、本当にカルデアが妖精國を離れることになったら、その間に色々暗躍してる姿が目に浮かぶなぁ……
再上陸時、「瀕死だったけど何とか生き延びて今まで力を蓄えてた」ともっともらしい理由で合流しやすいですしね。
……って、そこまではさすがに疑いすぎか。まだ明かされていないコヤンスカヤとの最後の交渉は、おそらくカルデアか予言の子にとって、益の有ることでしょうし。
しれっと6周年の記念サーヴァントとして実装される可能性も大いにありますしな。

 

 

 

 

 

 

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ふざけているのか~~~~~

 

前編後編合わせてあれだけのボリュームがあったのに、未だ底が見えない6章。
果たして、どのような形、どのような展開でシナリオが続いていくのか。
色々妄想しながら、8月4日を待つ……しかないですよね。
とりあえず、6周年記念番組の出演者はみんな喪に服していて欲しいです。

 

 

 

 

 

 

 

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あ、結局PU2じゃ実装されなくて、後編まで待たされた妖精騎士ランスロットですが、無事に引けました。貯めてた石とか符をほぼ全部吐き出したけどな!