やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 感想みたいな記事
最近はアニメ見る時間が増えているせいで、めっきり読書の時間が減ってしまったけれど、
ようやく「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」を読み終えました!
買ってきたよーってブログで報告したのが4月1日。1ヵ月以上前のことです。
そのあいだにヘヴィーオブジェクトも読んだんだけど、こっちを読破するのにかなり時間を取られたせいで、遅くなってしまった……この作品自体はかなり読みやすかったです。
気が向いたら感想書くかも~と言ってしまったので、軽く感想でも書いてみます。
以下ネタバレ注意!!
表紙とイラストから「僕は友達が少ない」臭がぷんぷん漂ってくる、って前に書いたけれども、キャラクターの配置とかもかなり似ていました。一瞬「これ大丈夫なの?」と思うくらいに。
・ぼっちで高二病(何事も斜に構えて見る俺カコイイ)な主人公。
・正義を貫き通したせいで周囲から孤立した完璧美少女。
・周りに合わせようと無理をしているギャル。
・オタクで厨二病のデブ。
・性格はマトモでとってもかわいらしい男の娘。
・漫画好きのエセ熱血女教師。
……まあ色々とかぶってる部分がありますわな。うん。
じゃあ内容も似ているのかと言えば、こっちはこっちで面白い作品だと思った。
すぐに屁理屈をこねる主人公とヒロインたちとの軽快なやりとりは読んでいて楽しいし、地の文で語られる主人公のひねくれっぷりは、はがない主人公の小鷹とは別の魅力がある。
本編を通して、変わっていないようで変わっている、キャラの成長が上手く描けていて、うらやましくなった。
俺もこれくらいの構成力が欲しいお……伏線の生かし方とかね。
できれば続刊を読みたいのだけれど、今のところ2巻は発売されていない様子。
シリーズものとして続ければアニメ化もありそうな感じはするけど、そのときは「はがないとかぶってる」って散々叩かれそうだなぁ……