にわかオタクの雑記帳

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遊戯王オリジナルが俺に与えてくれたもの

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穂しくず先生が連載されている小説「遊戯王オリジナル」が、この度完結を迎えました。
物語を完結させる、ということは、それだけでとても大変なことだと思っています。事実、俺はすげえ苦労したし。
もちろん、途中打ち切りや夢オチなど、簡単に終わらせる方法はあるけれど……
長期連載をきちんとした形で幕を下ろすのは、なかなかできないことだと思うのです。
……俺のは綺麗に終わった感じしないしな!



以下、遊戯王オリジナル最終回までのネタバレを含みます。
未読の方は、絶対に先に進まないでください。人生を損します。



















チャットでは何度も本人に伝えているのですが、俺が書きたかったものを形にしてくれたのが、穂しくず先生の遊戯王オリジナルだと思っています。
小説内でのデュエルで「このカードにこんな使い方があったのか!」と気付かせてくれ、実際に使ってみたいという気持ちを呼び起こす。俺の小説を読んでジェネクスやAOJを組みたくなったという人がいたらうれしいけれど、正直そっちの方はあんまりできていない気がする。
アヤワさんの愛城デッキとデュエルしていると、先生の発想力に感心するばかりです。


先生曰く、

治輝は『捨てる人』
かづなは『捨てない人』

長い物語を通じて、常にこのテーマがぶれなかったってのはすごいと思う。
様々な積み重ねがあったからこそ、ラストで感動できたんだろう。


あとは、物語を盛り上げるための演出が本当に上手い。
最初読んだときは、普通の日常シーンに思えたのに、改めて読み直すと、感慨深いものになる。
ラストのグチョパを見て、強くそれを感じました。
ああいう味のある演出は、非常に憧れると同時に妬ましい。俺もあんな風に書きたかったです。




遊戯王オリジナルという作品は、穂しくず先生にしか書けなかったと思う。


治輝やかづなをはじめとした個性的なキャラクターも、穂しくずさんが作り上げ、描いてきたから魅力的に見えたのだと思う。俺の頭じゃ一生無理だろうなぁ。
キャラクターの一味も二味も違った会話のやり取りは、読んでいて楽しかったし、ある種の目標でした。




俺が小説を書き始めたことによって、この作品が生まれたのなら、遊戯王New stageを書いた甲斐があったというものです。
穂しくずさんだけに限らず、他の諸先生方が続いてくれなかったら、俺も完結できてたか分からない。
そういう面でも、常に刺激をもらっていました。




……もっと色々書こうと思っていた気がするのだけれど、上手く言葉にできないや。
とりあえず、連載を終えた穂しくずさんには、ありきたりですが感謝と労いの言葉を。


連載お疲れさまでした&ありがとうございました!