一方さんマジ天使
とある魔術の禁書目録22巻を読み終えました!
たまには感想っぽいものでも書いちゃいましょうかね!
以下、ネタバレを多大に含むので、アニメ組&原作22巻まで読んでいない人はリターンバック!
これはもしや、今流行りの○年後展開なのか!?
右方のフィアンマ、天使ミーシャ・クロイツェフを撃破したものの、上条さんは行方不明になったまま終わった今巻
まさかこのまま退場して次回からは一方さんメインでやります^^ってことはないと思うので、おそらくは生きているんだろうけど……フィアンマに右腕を切られた際に表出しかけた「何か」に意識を乗っ取られているのか、それともまた記憶喪失になっているのか……
お話としては一区切りついた感じだけど、なんかようやく半分って気がしないでもない
一方さんのガチ天使化、滝壺のレベル5進化計画、浜面が得られたであろう「交渉材料」、ついに表舞台に現れたアレイスター、生存したフィアンマと、それを助けたオッレルス、そして上条さんの行方……
次巻以降に繋がる要素がてんこ盛りだわ
ただ、第三次大戦終結直後の話だとなかなか難しそうだし(どのサイドも疲弊してる感じ)、
2年後とはいわずとも、それなりの時間が経過するのかな
それにしても、今回はあとがきでの解説に妙に納得してしまった
「上条当麻はどこまで行っても『相対的』なキャラクター」
相手が異能の力を使って来なければ幻想殺しは役に立たないし(最近は普通のテロリスト相手に立ち回るけど)、相手が歪んだ主張を持っていなければ説教もできない
相対するキャラクターによって、初めてカッコよさが引き出されるキャラなんだなぁ、としみじみ感じました
作中でもちょろっと語られたけど、フィアンマも相当なお人好しキャラだと思う
自分の「全く知らないもの」に対し、それを救う力があったから救うことにした、ってのは、
全然知らない赤の他人のために命を賭けることと同義なんじゃないかと思う
今回は救うものが「世界」であったため、そこに生きる人々を犠牲にしようとしてしまったけど、
生き延びた彼が本当に守りたいものを見つけたとき、どう動くのか楽しみだ
あと、レベル5の順位の定義についての解説
単純な強さの序列ではなく、能力の応用力、付加価値、利用価値なんかも考慮されてるのね
美琴の電撃は応用力も高く、かなりバランスのとれた能力だけど、「この世に存在しないモノ」である未見物質には利用価値で劣るのかなぁ、などと思ってみたり
アニメ2期も始まったことだし、これからの禁書ワールドが楽しみで仕方ありません
……はやく23巻&超電磁砲6巻出ないかな