２０１２年春～夏アニメを見終わって【後編】
前編から引き続き、アニメの感想記事であります！
後編では、夏アニメ１クールものの感想を書いていこうかと。すでに前編でいくつか書いてるけど。
前記事と同じくネタバレ＆不快に感じる表現に注意！
輪廻のラグランジェ season２
１期から通して、爽やかなノリを最後まで貫いた作品だった。別に鴨川が舞台である必要はなかったけど。
ラストは鴨川どころか地球やばい的な状況だったけど、主人公のまどかをはじめとしたジャージ部の面々は、場違いとも思えるほどいつものノリで地球を救って見せた。ジャージ最強説ここに爆誕。
ロボットアニメにしては近年まれに見る爽やかさでしたね。戦闘よりも日常シーン見ているほうが楽しかった。
風呂敷を広げた風に見えて実は広げてなかったので、お話的な盛り上がりはちょっと物足りなかったけど、フォーゼと同じく作品の雰囲気を重視した結果ならまあ納得かな。
個人的にはジャージ部よりも三馬鹿のほうが好きだったので、もっと活躍させてほしかったなぁ。
機会があればヤングガンガンで連載している外伝のほうも読んでみたいっす。
はぐれ勇者の鬼畜美学
ホビージャパン系列お得意のハーレムアニメだけど、珍しく最後まで見てしまった。
大魔王といい百花繚乱といい、ホビージャパンは地味に良作が多くて困るぜ……
お話的は最強主人公アカツキさんがカッコよく敵をぶっ飛ばし、女の子にセクハラするだけ。
本当にそれだけなんだけど、アカツキがエロイこと平気でするくせに、サバサバしていていやらしく感じない超イケメン主人公だったせいで、最終回まで付き合ってしまったぜ……
鈍感主人公が多い中で、女の子の気持ちに敏感で、セクハラしつつ心のケアまでしてしまうアカツキは稀有な人材なのかもしれない。
百花繚乱の２期が決定したそうなので、こっちも忘れたころに２期やるんじゃないでしょうか。
ＴＡＲＩ ＴＡＲＩ
前にも書いたけど、ＰＡの作品は最初は面白いのに、中盤でグダる→そのままグダり続けるか大コケして終わる尻切れトンボの作品が多かったので、ＴＡＲＩ ＴＡＲＩも最初は不安だった。
けど、そんな心配は杞憂でしたね！ 最後まで丁寧に描いてくれた、素晴らしい作品だった。
惜しむらくは、もう少し尺があってもよかったと思う。せめてあと半クール……
２クールにすると若干中だるみするかもしれないけど、そこはサブキャラにもっとスポットを当てればいくらでも話は作れたはずだし、合唱部全員がまとまったときの感動も大きかったと思う。
贅沢に尺を使わせてもらった和奏や、将来への目標がはっきりしていた紗羽はともかく、田中、ウィーン、そして合唱部発起人である来夏のエピソードは、もっと掘り下げてほしかった。
とはいえ２期をやるような作品でもないと思うので、どこかで特別編でもやってくれればいいかな。
貧乏神が！
面白かったと思うけど、作ってるスタッフのせいで銀魂臭が拭えず、銀魂と比べるとイマイチ弾けきれなかった感じ。まあ銀魂に勝るくらい好き放題できる作品はなかなかないと思うけど！
はなざーさんの喉が心配になるくらいの絶叫の連発だったけど、
あま～い声で全国の花澤病患者を虜にしている彼女だけど、こっちのほうが素に近いんじゃねえかなぁ。
とりあえずこっちも原作ストックは十分なようなので、銀魂が傑作選放映している間に２期やるのかな。
じょしらく
今期最高のギャグアニメ（？）でしょう！ 間違いない！
原作が
とらドラのイラストを手掛けたヤスさんの描くキャラクターたちは、絵面はかわいいくせにどいつもこいつも癖のあるキャラばっかり。マリーさんはホイホイ脱ぎ過ぎて最早裸にならない回があると違和感が……
好きなキャラと訊かれると、最初はマリーさんだったのに、最近は手寅やきぐちゃんに浮気気味。天然腹黒とか計算腹黒とかいいよね！
絶対にどっかに怒られてるだろうパロネタの連発と、都内の各所を訪れる旅番組みたいな構成もよかったなぁ。秋葉原には絶対に行かないだろうと思ってたのに、最終回で行きやがったよちくしょう。
コメディアニメらしくテンポも非常に良く、水島監督はグロやらないでこっちやってればいいと思いました。
ほとぼりが冷めた頃に２期やってね！ お願いＪＣさん！
ＤＯＧ ＤＡＹＳ'
ド安定のキャラ萌えアニメの２期でしたが、後半シリアスな空気になった１期の反省を生かしたのか、今回はマジでキャラ萌え特化の作りでした。好きなキャラがいなくちゃ１ミリも面白くないであろうアニメ。
だがッ！ その潔さに僕は敬意を表するぞッ！
下手なシリアスやるよりも、最後までキャッキャウフフしてた方がファンも喜ぶよね！
設定は下手なバトル漫画よりも凝ってそうだけどさ！
２期になって元々多かったキャラがさらに増えたわけですが、さすがに３期は厳しいか……？
境界線上のホライゾンⅡ
原作をある程度まで読み進めて下地があった１期とは違い、２期は全くの予備知識無し。
当然、本編を見ただけでは分からないことだらけ。wikiにはお世話になりました。
それでも面白いというのは、原作を読みこんだスタッフの愛情によるものなのかなぁ、と。
戦闘シーンは詳しいことは分からんけどとにかく熱いし、おぱーいはエロイし、忍者は正直爆発してほしいけどよくがんばったと思うし、杉田はタイミング良く登場しすぎだし、主人公はほぼ全裸だったし……
分厚い原作を１クールで収めた濃縮っぷりに、盛大な拍手を送りたいと思う。
しかし、話の筋が１３話で追えるとなると、原作はあの分厚さでどんだけ設定語ってるんだよ……
機会があれば常々原作読んでみたいと思ってるけど、どうも嫌煙しがちだぜ。
織田信奈の野望
やっぱり、作画って大事だと思うんですよ！ キャラ萌え重視の作品なら特に！
最初から最後まで大崩することなく、良質な作画を保った信奈は、他の作品より一歩抜き出ていたと思う。
主人公の歴史ゲームオタク設定が最後まで馴染めなかったんだけど、ヒロインたちはどの娘も魅力的で、「誰が一番好きか」論争で盛り上がれると思います。
ちなみに俺は銀髪好きなんで半兵衛ちゃんに流れる……と思いきや、同じ銀髪なら五右衛門のほうが好きだし、勝家さんのおっぱいアーマーに目を奪われがちです。あの鎧どんな素材で出来てんだよ。
ふう……とりあえずこれで全部かな。
ＺＥＡＸＬも一応最終回ってなってたけど、感想書くとしたら個別記事にまとめます。
最後まで視聴してＤＶＤに残したものだけを書いたんですが、もしかしたら抜けているアニメがあるかも。
ココロコネクトは途中まで見てたんだけど、切ろうかなーどうしようかなーって迷っていたところに例の騒動が来たので、最後のひと押しをされて切ってしまった。
恋チョコと俺妹はオリンピックの特別編成で２話連続で放送したときがあって、ちゃんと録画できてなかったのに萎えて視聴断念。カンピオーネは……まあ何となく……
俺的には、今期は良作が多かった気がする。また年末のアニメランキングで順位づけに悩みそうだぜ！
秋アニメのほうも、ある程度出揃ったら感想書こうと思います。
