セイクリッド戦記
初陣を終え、見つかった問題点を元に微調整を施し、スリーブも新調した我らが星の騎士団。
日曜のオフでは、他のDTテーマデッキとの再戦に挑んできた。
ついに真の姿を現したヴェルズ、そして前回の屈辱をバネに闘志を燃やすラヴァルとジェムナイト。
そして、滅びたはずの観測者――ヴァイロン。
立ちふさがる敵を前に、今、騎士団は星の加護を受け戦いに挑む!
対戦結果
VSジェムナイト(うでっきさん) 2勝1敗
VSラヴァル(アルカナさん) 2勝1敗
VSヴァイロン(幻魔さん) 2勝1敗
VSヴェルズ(魔人さん) 0勝2敗
一番勝ちたかった相手に圧倒的敗北っ……!
いや、事故とか言い訳にしちゃいけないのは分かっているんだけれども!
魔人さんとヴェルズとデュエルすると、絶対初手が芳しくないんだよ!
普段なら、ポルクス、グレディ、カウスト、シェアトのうち2枚は手札に来るのに、
ヴェルズとやるときはモンスター1体で他全部魔法罠とかいう状態がザラ。
絶対におかしい……! すでにデッキが侵喰されていたというのか!?
ラヴァル、ジェムナイト、ヴァイロンにはマッチで勝利したわけだが、前回のような圧勝ではなかった。
ジェムナイト戦ではパーティカルフュージョンを絡めたパーズからの1キル、
ラヴァル戦では対象効果無効のステライドと、地味に攻撃力が上がる炎熱旋風壁、
ヴァイロン戦ではほぼ毎ターン破壊効果を使えるエプシロンと、装備モンスターを対象無効にするセグメント。
それぞれにセイクリッドの弱点を突かれ、敗北を喫してしまった。
プレアデスを主軸とするセイクリッドにとっては、圧倒的な展開力、対象効果を無効にする効果、そしてオネストに頼らざるを得ないほどの高打点モンスターなどは対処がし辛い。
また、モンスター効果に対して耐性をもったエクシーズ体がいないのも厳しい。
それが顕著に表れたのが、最後のヴェルズ戦である。
俺は侵略の侵喰崩壊(ヴェルズ1体を除外して相手のカード2枚バウンス)を警戒して、魔法・罠の効果を受けなくなるセイクリッド・オメガをエクシーズ召喚していた。
ウロボロスを出されると厄介だけど……魔人さんの手札は少ない。こちらもあまり芳しくない手札だが、まだ逆転のチャンスは十分にある!
そう考えていた俺の前に、闇堕ちした氷結界の龍が立ちふさがった。
おいーす^^
お前かよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
ぶっちゃけ、ウロボロスよりもバハムートの方が怖いです\(^o^)/
オメガを寝取られ、がら空きになったところに一気にダイレクトアタックを食らって瀕死になる俺。
だが、次のドローで激流葬を引き当てる!
魔人さんがモンスターを召喚すれば、まだ勝機はあるっ……!
迎えた次のターン、魔神さんがヴェルズの下級モンスターを召喚する――
かかったな! 激流葬発動! 全部吹き飛べぇ!
魔人さん「セイクリッド・オメガの効果発動! このターンセイクリッドは魔法・罠の効果を受けない!」
なにそれえええええええええええええええええええええええええええ(消滅
こうして、我が星の騎士団はヴェルズに敗れ去ったのであった。
次は負けないぞ!