ポケモン剣盾ランクバトルをちょっとやってみた
先月発売になった、ポケットモンスター最新作ソード&シールド。
SNS上では発売日当日から、良悪両方面で大盛り上がりしていましたが、
俺はSwitchを持っていなかったし、そこまでポケモン大好きっ子でもないので、
当初はスルーする気満々でした。
ポケモン歴もX・Yのストーリークリアで止まっていましたしね。
では、何故ゲーム機本体込みでの購入を決意したのか?
理由は3つあります。
ひとつ、自分が周りに流されやすい人間であること。
ひとつ、人気Vtuberグループ、にじさんじの配信(特に剣盾杯)が面白かったこと。
最後のひとつ、女主人公がめっちゃかわいかったこと。
主人公=あなた系のゲームは、リアル性別と同じ男を選ぶことが多いのですが、
自分の好みにドンピシャだった場合は別です。FF14とか。
結果的に、主人公のコーディネートとか、リーグカード作成も楽しめたので、
大☆正☆解でした。ええ。
マリィとの百合路線も大好物なんじゃ~
購入に踏み切るまでは結構うじうじ迷っていたのですが、
その反動で、買ってからはズババとストーリー進めて、
殿堂入り後も含め、一気にクリアしちゃいました。
久々のポケモンということもあり、サンムーン世代のポケモンはほぼ知らなかったので、剣盾からの新要素も含め、新鮮な気持ちで楽しめました!
ストーリー自体は奇をてらわない、万人が楽しめる王道。
ただ、メインやサブを固めるキャラクター誰も彼もが魅力的で、
物語を盛り上げることに大きく貢献していたと思います。
台詞やイベント自体は多くないのに、プレイヤー側の「解釈」を大きく広げる魅せ方が上手いというか、リーグカードの情報を加えて、二次創作が活発になるようにデザインされてるなぁと。
俺は未プレイのサンムーンがストーリーに力を入れていたらしいので、
好意的な意見が多かったことを受けて、なのでしょうか。
昔は何でもかんでも主人公がどうにかしないといけなかったしなぁ……
実のところ、剣盾新登場のポケモンはあまり好きなデザインが多くないんですが、
今作の伝説枠であるザシアンとザマゼンタはド直球にかっこよくて好きです。
あと、マホイップも露骨に可愛くて好きです。
草むらに飛び込んで未知のポケモンが出てきて「何だコイツ!?」が味わえるのは、
新作をプレイする特権みたいなものですねぇ……楽しかった。
いつもならここでハイオシマイなのですが、
本体まで買ったのだし、せっかくだからガチ対戦、ランクバトルもちょびっと触ってみようかと思いまして。
この辺も配信勢に影響されてるよなぁ……
あと、厳選に必須である5Vメタモンが、案外さらっと手に入ったのも大きかったです。
ここでもっとつまずいていたら、たぶん育成までいかなかったかと。
過去作と比べ育成が楽になっているとはいえ、少なくない時間がかかりますからね……
完全にランダム要素であるレイドバトルメタモン選別は、早期に終わってなかったら心が折れていたと思いますわ。ソロだとCPU弱すぎて消化も辛いし。
前作から育成済みのポケモンを持ってくることはできないというか、
持ってこれるポケモンがそもそも存在していないし、
対戦経験ゼロ知識もほぼゼロと、まさに典型的な初心者だったので、
いきなり好きなポケモンで固める~とかタイプ統一~とかは無謀だと判断し、
前述のにじさんじ剣盾杯でも多く採用された、いわゆる「厨ポケ」で固めてみました。
まず、強いポケモンで立ち回り等を体感してみようと。
マジカル交換で孵化余りの良個体が流れてきて、滅茶苦茶助かりましたわ~
こちらが実際に使用したパーティ。
努力値の振り方や技構成、持たせるアイテムは育成論からそのまんま参照。
で、対面とか受けとか全く意識せずに、ずわわとランクバトルに潜ってみました。
30戦ほどやってみて、勝率は約5割。
強ポケの能力値でゴリ押したり、たまたま選出が刺さったりと、
トレーナーの力量ではない部分で勝ったことがほとんどでした。
発売からそこそこ経ったとはいえ、低ランク帯でも「自慢の旅パです!」って人はゼロでした。
びっくり。1人くらいはいると期待していたのに……
ポケットモンスターは、ガワのカジュアルさとは裏腹に、
いざガチ対戦となると、知識と経験の差が露骨に出るゲームです。
両方とも足りていない俺が、さくさく連勝できるほど甘い世界ではない……
と、承知してはいたのですが。
「相手はロトムか……じめん技がばつぐんやな!」
「いけバンギラス! じしんだ!!」
→こうかがないようだ……
「ドリュウズ(かたやぶり)ならほのお技で突破できるぜ!」
「いけヒートロトム! ダイマックスだ!!」
→一 撃 死
「ガラルサニーゴ突破できん!」
「ミミッキュで剣舞積みまくって無理矢理倒しちゃる!」
→ナイトヘッド+やけどのスリップダメージで死亡
こ れ は ひ ど い
知識経験以前に、脳みそがお爺ちゃん過ぎて、前提知識が抜けまくっている……
トレーナーのせいで負けていると断言できるほどのお粗末指示に、
ポケモンたちも「ウチのジジイどうするよ?」と頭を抱えていたに違いありません。
極めつけのアホアホ指示は、ドリュウズで3抜き間近になった場面。
相手のラスト1匹はモルペコ。こちらのじしんをまもるで避け、二撃目をタスキで耐える。
返しの攻撃でHP残りわずかだったドリュウズが落ち、こちらも残り1匹に。
俺が繰り出したのは、こだわりハチマキ持ちのグソクムシャ。
モルペコに素早さは劣っているし、弱点を突かれてしまうものの、
HPは満タンで、グソクムシャの防御は高い。一撃では落ちないはず。
先制技であるアクアジェットを覚えていれば完璧だったのだが、
遺伝技だったのを知らないまま育成してしまい、ふいうちも覚えさせていない。
不安要素はあるものの、勝ち確と言っていい状況である。
「よし! グソクムシャ! で あ い が し ら だ!!」
→モルペコ の まもる !
あっ……………………
であいがしらとは、高威力の代わりに、出た直後に使わないと成功しないむし技。
こだわりハチマキとは、攻撃が上がる代わりに、最初に選んだ技しか使えなくなる持ち物。
つまり、結果は?
ポケモン対戦初心者ですがスパボ級上がれたので引退します #ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/MKa0gmNMXd
— ウシオ・犬子 (@moonyusei2nd) 2019年12月8日
こんなヘボトレーナーでも素知らぬ顔でランクバトル潜ってるので、
敷居が高そうと感じている新米トレーナーさんも、レッツチャレンジ!
俺はもうやらんけどな!