うまるちゃん１話が期待以上に面白くて満足なんですわあ……

早く２話見たいぞおおおお、とたぎりつつ、感想記事の続きです。
春アニメ１クールもの残り５作品！

以下、ネタバレ＆不快な表現に注意です！

Fate/stay night UBW

俺は熱狂的なFateファン、型月信者というわけじゃないんですが、
見終わった感触として一番近かったのは、禁書アニメを見終えたときです。
つまらなかったわけじゃないし、原作を大幅に改変したわけでもない。
気合が入ったシーンもあったし、盛り上がりどころもあった。
けれど、どこか物足りなさが残り、「原作はもっと面白かったのにな」と思ってしまう。
アーチャー戦の辺りはそれが顕著だった気がします。
さすがに最後のギル戦はよかったと思いますが！
他でも言われていましたが、短いあいだに場面がころころ変わるのは、流れを削がれているようで、よくなかったかなーと。
それでも、映像クオリティは一線を画していたし、zeroを見たときに望んでいた「ufoが作るstay night」が見られたのでよかったっす。
次はHFルートの映画化。ゲーム持ってるのにやってません！！（おい
公開する頃にはやり直そうかなあ……

プラスティック・メモリーズ

自分も小説とか書いているのにこういうことを言うのはダメだと思うんですが、
各所で言われている通り、予想の範疇に収まってしまったかな、というのが正直な感想です。
「寿命があるアンドロイド」「泣ける作品」ときたら、最後はやっぱりヒロインが寿命になるよなぁ。
アイラと付き合い始めてからのいちゃいちゃは、ぶっちゃけ流し見でしたわい……
本来なら主人公とヒロインにスポットをあて、二人が思い出を作っていく過程を見て、
最後に訪れる別れの瞬間に涙するのが自然な流れだと思うんですが、
ギフティアの回収業者としての仕事、やたら多いサブキャラクター、
そして、何故か唐突に出現したギフティアソードのせいで、集中できなかった気がします。
設定のあれこれはともかくとしても、最初にギフティアがどういうものなのかを描いてほしかったなぁ……
と思った僕が書いた小説がこちら→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5330034（露骨な宣伝）

もうちょい細部を詰めた設定、同じ世界観で、違ったストーリーを見てみたいと思いました。

ハロー！！きんいろモザイク

日常物の二期って一期よりもパワーダウンする作品が多いので、ちょっと心配してたんですが、
相変わらずすぎて安心しましたね！　むしろ金髪好きとレズは悪化してるよね！！
可愛い顔して頭おかしいことを言う、いつものノリで安心しましたｂ
そんなわけで特筆する感想もないんですが（おい）、最終回は絶対我慢できなくなったシノが
居残り組を引きつれてイギリスに行く展開だと思ってたのにな～　ED回収っしょ！
ここはけいおんラブライブの流れに乗って、きんモザも劇場版で海外にですね……！
三期は遠そうですが、同じ作者さんの漫画で、今期から始まったわかばガールが面白そうで一安心。
いつかきんモザとまとめて原作買おうかなぁ……

シドニアの騎士　第九惑星戦役

一期序盤の絶望感はどこへやら、全体を通して見るとラブコメの比率が非常に高かったですね！
見ててニヤニヤできるのでいいんですが、個人的にはもうちょっと戦闘シーン欲しかったです。
その戦闘シーンも、谷風が強キャラで安定しちゃったので、絶望感は乏しくなったかも。
機体もめちゃくちゃスペック上がりましたしな……
原作のほうではここから誰か死んだりするんだろうか……
愛すべき海苔夫が乗っ取られてしまったのは衝撃でしたが、やばそうなシーンってそこくらいだったなぁ。
緊迫したシーンが多かった一期と比べると、若干別の作品ぽかったですわ。
果たして三期はあるのか否か。

響け♪ユーフォニアム

面白かった！　氷菓以来、久々に「京アニに作ってほしい作品」が見れた気がします。
けいおんを彷彿とさせるOPとEDを見るとゆるふわ部活物かなーと勘違いしがちですが、
中身は真っ当な青春部活物でした。
最初はお気楽気分で口だけだった吹奏楽部が、次第に本気になって全国大会出場を目指す……
どこか冷めていて、一歩引いた立ち位置にいた久美子が、「もっとうまくなりたい」と涙を流すほど
熱心に打ち込むようになる変化が、とても眩しく映りました。
久美子はいいポジションのキャラだよなあ。部長になる頃には全員を味方につけてそう。
揉め事が絶えない吹奏楽部だったけど、根はみんないい子たちばかりでしたね。
特に、株を大幅に上げた夏紀先輩の潔さは、うらやましい限りですわ。
人ってどうしても自分の都合のいいように考えがちだから、サボってたことなんてとうに忘れて、
「あんなにがんばったのに報われないなんておかしい」とか思っちゃいますからな……
単純な実力だけでは割り切れない、部活ならではのしがらみなんかもリアルだった気がします。

少し話が逸れますが、俺は「趣味は同じくらいの熱量を持つ人と楽しむのが一番」だと思っています。
例えば、同じ「吹奏楽が好き」でも、プロを目指すくらい熱心なのか、何曲か演奏できるくらいで満足なのかで、
その意味合いは大分変わってくると思います。
熱量が違う人たちが一緒になると、時にいらない軋轢が生まれます。
前者の人たちは「手を抜かないでほしい」「もっと本気になって」と思う人が出てくるし、
後者の人たちは「そんなにムキにならないでほしい」「強要しないでほしい」と思うかもしれない。
北宇治高校の吹奏楽部が過去に分裂したのは、まさにこんな感じでした。
これは学校の部活に限った話ではなく、普通の趣味にも当てはまると思います。
俺はどちらかというと後者の人間なので、前者の人たちが「特別」に見えます。
かつて、ガンダムビルドファイターズで「遊びだからこそ本気になれる」と教えられました。
なら、本気でないことはいけないことなのか？　NGなのか？
俺の答えはNOです。本気にならない楽しみ方も、世の中にはあると思っています。
どちらも間違っていない。だからこそ、片方を非難するようなことはしたくないですな。

話を戻して。見事全国大会出場を決めて終わった本作。
原作は未読なのでストックがあるかどうか不明ですが、できれば続きが見たいな！

あとは、てーきゅう四期とか高宮なすのですを見てました。この辺は相変わらずなので割愛。
再放送のうたわれるものも見てました。２のアニメ楽しみだ！
夏アニメもようやく本数絞れてきた感じです。早くモバマス二期始まらないかなー！