にわかオタクの雑記帳

にわかオタクがそのときハマっていることを書き殴るブログです 主にアニメ・ゲーム中心

2013年冬アニメを見終わって

イメージ 1


せっかく更新再開を宣言したことだし、バリバリ感想書いていこう!



4月が大型改編期に当たるためか、1月から始まった冬アニメのほとんどが1クールで終了。
2クールやる作品はちはやふるだけかな?
去年の秋アニメはまだジョジョリトバスが最終回を迎えていないのですが、冬アニメは視聴終了。
記事を分ける意味でも都合がいいので、まずは冬アニメの感想を書いていきたいと思います。
いつも通り不快に感じる表現があるかもしれないので注意。







イメージ 2


たまこまーけっと



急に始まった京アニのオリジナルアニメ。
京アニが原作無しのオリジナルを手掛けるのってかなり久しぶりじゃないだろうか……ムントのことは言うな。
けいおんを手掛けたスタッフの作品とあって期待値は相当高かったんですが、蓋を開けてみたらそれなりの良作で終わった印象でした。
たまこを中心としたうさぎ山商店街+αのにぎやかな日常を描いた作品で、とにかくそれに尽きる。
異国から王子の花嫁を探しに喋る鳥がやってくるわけですが、その鳥が特別な騒動を巻き起こしたりドラマチックな展開を引き起こすこともなく、すぐに商店街の日常に馴染む。
最初は「だったら変なファンタジー要素いらなかったんじゃ?」と思っていたけれど、明らかな非日常要素も日常に溶け込ませてしまうほど懐の深い場所を描きたかったんじゃないかと考えるようになりました。
キャラたちの関係性も大きく変わることはなく、友達が増えたり父親の馴れ初めを知ったりと、少し世界が広がった程度。最終回で「他愛ない日常の中で成長してたんですよ~」ということを見せたけいおんとは、ちょっと方向性が違った作品だったのかも。恋愛色も強いしね。個人的にもち蔵は好きなキャラです。
ただ、色んな方向に話が転がって全体的に薄味になってしまった感もあったので、いっそのこと舞台を商店街だけに絞ってもよかったのかも。
最初はコメディやりつつも、最終的には勇太と立花の恋愛に絞り、お話を完結させた中二病とは真逆の面白さだったのかもしれない。ブヒ成分の濃淡とか。
けいおん氷菓でハードルが上がっていたせいで肩透かしを食らった感は否めませんが、普通に楽しめました。








イメージ 3


琴浦さん



誰もが口をそろえて「今期のダークホース」と言うでしょう。俺もその1人です。
単行本の表紙からは想像できないほど鬱々とした滑り出し。琴浦さんの悲惨な過去が1話Aパートを丸々使って描写され、「ゆるいラブコメかと思ったけどこんなシリアスなのか……」とキャラデザとのギャップに驚いた人も多かったでしょう。
そして、真鍋との出会いで全てが切り替わる。
あの演出が見たいがために、1話は何回も見直しました。鳥肌ってレベルじゃなかった。
翌日には早速単行本を買いに走り、先の展開を知りつつも、アニメの方にもぐいぐい引き込まれました。
原作からの改変が非常に上手く、「ずっと孤独だった琴浦さんが、本当の仲間たちと出会い変わっていく」という点に絞っていたと思います。
終盤の展開は原作の方にも結構好きなシーンがあり、素直に改変は喜べなかったのですが、かといって改悪と呼ぶにはおこがましいほどの巧みな再構成。シリアスあり笑いあり友情あり恋愛ありと、全ての要素をちょうどいいバランスで盛り込んでいました。
アニメ化によって原作が飛ぶように売れているようですが、去年の黒子しかり、原作の良さを十二分に引き出せる作品は素晴らしいですな。









イメージ 4


ビビットレッド・オペレーション



ストパンを手掛けた股監督の最新作。PVを見たときから「これは面白エロそう!」と期待が高まってました。
が、その期待は裏切られるのであった……
どう考えても2クールでやる設定や内容。あまりにも唐突過ぎて「これでいいの?」と首をひねりたくなるような友情の芽生え方、そして終盤は超展開の連続で思わず失笑が漏れてしまった。
キャラ単体のかわいさやエロさは一級品なのに、シナリオがお粗末で足を引っ張っていた感じ。
萌え要素もきっちり考えるなら、不必要なエピソードは少なかった。単純に尺不足だと思う。
最終回は勢いだけで何とかした感じだったしな……主人公が男で、夕方6時にやってたら許せたかもしれない。
同系統の作品として扱われているガルパンはあんなにも高評価なのに、どこで差がついたのか……
これからフィギュア等のグッズが色々出るみたいだけど、大丈夫なのかなぁ。
あ、ひまわりちゃんはかわいかったと思います。中の人がラブライブのことりちゃんと同じとは信じがたい。








イメージ 5


みなみけ ただいま



ド☆安定! の面白さ。
もう3期目ともなれば、安心して楽しめますよな! おかわり? 何を言ってるのかな君は……(ゴゴゴ
まあおかわりで痛い目を見てるからこそ、安定して楽しめるってことに喜びを見いだせるのかもしれないな。
ゆるい日常系のコメディアニメって2期までは続いても、3期4期とやれる作品はなかなかない。
そんな中でも、まだ続きが見たいと思わせてくれるみなみけの魅力は底知れないと思う。
特に、今回のただいまは1期に匹敵するほどの面白さだった。藤岡の不良は盛大に笑わせてもらいましたw
あと、下品に感じないくらいのお色気は大歓迎よ。特にアツコとかアツコとかアツコとか。
安定しすぎると逆に埋もれちゃうものなんですが、この調子なら5期もあるんじゃないでしょうか。
その時は、また楽しませてもらいますぜ!









イメージ 6


ラブライブ!



いいスポ根アニメだった!
何と言うか、アイドル活動よりもキャラを見せることを重視したアイマスがやらなかったことをやってる感じがした。もちろんどっちがいいというわけではなく、どっちにも面白いと言わせる力があった。
(スクール)アイドルとしてステージに立つために努力し、仲間たちと切磋琢磨しあい、成長していく。
まさに古き良きスポ根ですよな。もちろん女の子同士のきゃっきゃうふふも盛りだくさんでしたが!
ことりちゃんマジヒロイン。穂乃香と結婚して末長く幸せに暮らしてほしい。
始まった当初は「アイマスの二番煎じかな~」なんて失礼なことを考えながら見てたんですが、最終回ではぐうの音も出ないほど感動しました。
「急展開すぎる」って声も聞こえるけど、個人的にはよく練られてたと思うけどなぁ。
初期メンバーの二年生組に話を戻して、目標に向かってがむしゃらにがんばっていた穂乃香が急に目標を失うとどうなるかをきちんと描いてくれたと思う。
まあメンバー入りしてからのえりちのデレ具合には「誰だこいつ!?」ってなったけどw

アイドルアニメと言えば、今は女児向けとしてアイカツとかプリティーリズムがやってるけど、ラブライブもそっちの路線に近かったのかもしれないね。未視聴なんで何とも言えませんが。





最後まで見たのはこの5作品ですね。パッと見萌えアニメばっかりや……
今期は結構切っちゃった作品が多かったなぁ。5分アニメは数が多くてついていけず。結局戦勇も途中で見るのやめちゃったし。ヤマノススメは30分でやってほしかったって意見が多いですね。
全体的に女の子がたくさん出てくる萌え系作品が多かった気がしますが、そんな中でもシナリオが丁寧に練られていたり、露骨すぎるエロ要素が少ない作品のほうが面白かったかなぁ。エロの塩梅って本当に難しい。
まあ秋アニメ2クール作品が男くさいものが多かったので、全体的なバランスは取れてたのかな!