海竜咆哮
(あぶねー、中身炭酸なのに缶振っちまったよ……)
アルカナさんが教えてくれなかったら大惨事になっていたに違いない。
辛くも窮地を脱しつつ、デュエルに勤しんできたわけですが。
遊馬VSカイトとセイクリッドVSラヴァルがいつも通り過ぎてやばい。
前回、あれほど劇的な展開を見せたアニメ対決は、いつも通りフォトン・ケルベロスが出てきて罠封じを食らい、銀河眼を筆頭としたフォトン軍団に圧殺されて終了。
DT対決は俺先攻で「何も伏せずにターンエンド」なんて呑気なこと言ってたら、後攻1キルされたでござる。
アア……そういやこれが普通だったな……しばらくデュエルから離れてたもんで、感覚が鈍っちまったよォ……
そんなわけで、今回のレポはセイクリッド抜きでお送りいたします。
アルカナさんのシャークデッキとのデュエル。
ABYRが発売されてから二度目のデュエルだが、彼は早くも新たな切り札を手にしていた。
シャークドレイクバイス……ではなく、バハムート・シャークである。
縛りがあるとはいえ、ランク4エクシーズとしてはパールに並ぶ攻撃力を持ち、ランク3以下の水属性エクシーズを特殊召喚できるという、攻守共に使える優秀な効果持ち。
呼びだしたエクシーズモンスターは素材がないため効果を発動することはできないが、今後素材補充が容易に行えるようになれば、評価がうなぎ上りになりそうである。
しかも、「攻撃を行ったあとのメインフェイズ2で効果を使用できる」という裁定が下りた優遇っぷり。
……ともあれ、遊馬デッキでバハムート・シャークを相手にすると、かなり厄介である。
ホープの攻撃力を素で100上回っているというのが曲者で、ZW装備のホープレイや破天荒な風等の攻撃力上昇カードがなければ、正面突破が困難なのである。マエストロークで裏返しても、守備が2100あるので単独じゃ倒せないしね。
ま、俺はレミューリアで攻撃力が上がっていたのを利用して燃える闘志を使ってやりましたが!
その後はガガガガンマンで800ダメージ与えて勝ったビングだぜ俺ー!
そんなことがありつつ、1勝1敗で迎えたマッチ最終戦。
俺の場にはZW(一角獣)を装備したホープレイがいたが、シャークさんはサイクロンでZWを破壊。
バハムート・シャークを先頭に、多数の水属性モンスターで殴りかかってきて、俺のライフは一気に瀕死に。
だが、アルカナさんのライフも残り1200と少ない。ガンマンのバーンダメージでは届かないが、せめて一撃通すことができれば、まだ勝負は分からない……!
そこで、俺はあることに気付く。
いつもは忘れてしまい、前回のデュエルでは忘れたがゆえにトドメを刺し損ねた、あの効果を――!
俺「エクシーズ・リボーン発動! 蘇生対象はホープレイだ!」
そして、ホープレイの効果を使い、バハムート・シャークの攻撃力を下げつつ、ホープレイの攻撃力を上げる!
その差は、ちょうど1200。
ホープ・剣・カオススラッシュうううううううううううううううううう!!
ライフポイント・ジャストボーナス!
思い返せば、ガンマンの効果使ったときもジャストだった気がする……
ホープのために温存しておいたエクシーズ・リボーンが、まさかこんな形で役に立つとは思わなんだ。
ZW無しのホープレイが活躍したのってこれが初めてなんじゃなかろうか。すごいぜカオスナンバーズ!
とはいえ、昨日のデュエルはバハムート・シャークの裁定が出る前の一戦だったので、攻撃後の効果使用が可能となればまた動きは違ってくるはず。油断はできないぜ!
次の機会には、シャークにもカイトにも勝ってやるんだぜ俺ーーー!
※ここからアニメネタバレ注意!
アニメの展開的には、遊馬&カイト&シャークVSDr
次のパックでフェイカーのカードはOCG化すると思うしな!
しかし、DPの力を得たカイトさんが無双しまくる未来しか見えないぜ……
遊馬→ホープで攻撃防ぐ カイト→輝光子パラなんとかと銀河眼で無双 シャーク→エアロシャークでバーン
こんな感じか。