２０１１年アニメ個人的ランキング【前編】

今年もこの季節がやってきたー！

……って、２０１０年のアニメランキングは、今年に入ってから決めたんでしたっけね。
それはともかく、前回に引き続き、２０１１年の個人的アニメランキングを発表したいと思います！
「お前のランキングなんて興味無いから」って人はここで引き返すことをオススメします！

選考対象作品は、

・２０１１年に放映され、１２月２８日現在で、放映終了しているもの。
・まだ完結していない作品、分割２クールが明言されている作品は除外（Fate/zero、境界線上のホライゾン等）。
・２０１０年秋～２０１１年冬の間に放送され、完結した作品も含む。
・映画、ＯＶＡ、特撮作品は除外。

あくまで個人的主観に基づいたランキングなので、世間一般の評価とは大きく異なる場合があります。
ご了承ください。

それでは、前編の記事では１０位～６位までを紹介！
まずは１０位から！

１０位　ロウきゅーぶ！

やっぱり小学生は最高だな！

原作１巻発売当初から読み始めた原作ファンの俺としては、かなり満足な内容でした。
アニメ化するに当たって「やっぱ売り上げ伸ばす為にロリ成分多めになるんだろうな……」と思っていたのだけれど、いざ始まってみるときちんとスポ根成分もやってくれてびっくり。
バスケアニメの作画って相当大変だと思うんだけど、本当によくやってくれましたよ。ええ。
さすがに途中で息切れして崩れてしまう部分はあったけど、まあしょうがないよね。
声優さんたちの実写ＰＶを見たときには「このアニメは一体どこに向かっているんだ」と滅茶苦茶不安になったけれど、蓋を開けてみたら良アニメでした。
まだ原作ストックもあるんで、２期よろしくお願いします！！　もっかんかわいいよもっかん！
と、言いつつも、２期があったとして、一番見たいシーンは昴メインの試合だったり。
気になる人は、是非原作を読んでみてくださいね！

９位　STAR DRIVER 輝きのタクト

颯爽登場！　銀河美少年！

似てるけどⅣじゃないからね！　中の人はガンダムなツナシタクト君だからね！

２０１０年秋から２クール放送された作品。現在はガンダムあげが放映されている日５枠ですね。
鋼の錬金術師などを手掛けたボンズが送るオリジナルアニメ。
タクトが放映されてるときは、日曜の５時が楽しみで仕方なかった。リアルタイムで見れる時は、必ずツイッターで実況してました。すごい楽しかった。
１話を見たときはインパンクト満点のネタアニメかと思ってたんですが、そのノリを壊さずに青春ストーリーをきちんとやったところはすごいと思う。最終回の作画は気合入りまくりでしたなぁ……
出てくるキャラクターが個性的だから、日常シーンが引き立つんだよねぇ。人妻社長の格好よさは異常。
サイバディ（ロボットのようなもの）の戦闘シーンでは、必殺技に度肝を抜かれた。そのネーミングセンスもさることながら、操縦者であるタクト自身がミサイルになって飛んで行ったときは「これは敵わないな」とにやけ面で頭を抱えたもんです。
色々消化不良な部分もあるけれど、個人的には最後まで楽しめたアニメでした。

８位　TIGER&BUNNY

王道の面白さを再確認させてくれたアニメ。
最初はスルーしてたんだけど、各所で「面白い」と言われているのを見て慌てて視聴しました。
女性人気が凄まじく、間近に控えたコミケでは薄いアーッ！な本が大量に並んでそうですね。

ストーリーだけで見ればそれほど特別なことはやってないんだけど、それでも面白いと思えるのはやっぱりキャラクターの描き方、それと配置なんだと思う。
古き良きヒーロー像を守る落ち目のおじさんと、若さ溢れる新鋭のエリート。この２人がコンビを組むことになり、衝突しながらも強固な絆を築いていく……ありがちなストーリーだけど、それは多くの人に受け入れられてきたという証拠。
脇を固めるキャラクターも濃ゆい面々ばかりだったけど、人気が出たせいで若干ストーリーが変わったのか、やや出番が少なくなってしまったキャラがいて残念。まだまだ人気は衰えていないようだし、劇場版が終わった後、ＴＶの２期もあるかもね。
……それにしても、バニーちゃんの残念イケメンっぷりは、見ていてとっても面白いです（笑顔
最終回付近の「貴様ァ！反撃か！？」と「虎徹さんのために炒飯作る練習してたのに！」発言は、シリアスなシーンなのにどうしても吹く。

７位　うさぎドロップ

うさドロは父性！

うさドロのいいところを語ろうとすると、「りんちゃんかわいい」「ダイキチイケメンすぎる」の二言に終始してしまうのが残念なところですが、見終わるといつも心がほっこりするアニメでした。
実際に子供を引き取ったらこんなに上手くはいかないんだろうなぁ、と邪念を抱くほど、りんちゃんがいい子過ぎてダイキチがイケメンすぎて……
何と言うか、きちんと子供の目線に立って上げられる大人ってすごいなぁ、と思いました。
原作漫画はこの後りんちゃんが高校生にまで成長し、波乱の展開を迎えるわけですが、アニメはアニメで綺麗に終わっていたと思います。（いい意味で）続き見なくてもいいくらいに。
あと、りんちゃんの声は実際の子役さんがあてているのですが、これがまた上手い。
飛び抜けて演技が上手いとかそういうわけではなく、リアルさがにじみ出ているというか……それでいて作品の雰囲気を壊していないんだからすごい。

実写映画？　そんなん知らんがな！

６位　あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

ゆきあつ！

……まあ大筋で見れば涙を流してもいいくらい真っ直ぐな感動路線なのですが、
ゆきあつさんの存在がどうしても素直に泣かせてくれない。
４話で衝撃の趣味を披露してから、ただの嫌味なイケメン野郎→ゆきあつさん人生＼（＾ｏ＾）／にクラスチェンジ。
その後も要所要所で名言吐いてくれたせいで、ネタなんだかシリアスなんだかよく分からない雰囲気に。
それでもゆきあつさんがいなければこのアニメの面白さは半減していたと思います。割とマジで。

ゆきあつさんのことばっかり書いてる気がするけど、アニメ本編も普通に面白かったﾃﾞｽﾖ？
演出がいちいちツボにハマるよね。最終回はちょっとやり過ぎな感じはしたけど、あれくらいの方が青臭さが際立っていいのかも。
前にも書いたことだけど、あと１話やってぽっぽの過去をもうちょい掘り下げてほしかった……
流れで告白してしまった感があったからなぁ。ちょっと勿体なかったと思う。