にわかオタクの雑記帳

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にわかのMCU鑑賞記 エンドゲームまで辿り着けるか? Part.2

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時間があるうちにばばばっと鑑賞を続けているMCUシリーズ。
前記事での予告通り、Part.2では「アイアンマン3」~「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」まで、5作品の感想メモを残したいと思います。

 

「エンドゲーム」公開前なら、全作品じゃなくて大筋が分かるような選別をして見ることもできたんですが、最後まで追った人たちが口を揃えて「MCU全部見ろ」って言ってたので……
以下、ネタバレ注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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アイアンマン3

 

トニー・スタークは「天才」であっても「超人」じゃない。
他ヒーローに引けを取らないバトルスーツを作ることはできても、本人の心はあくまで「普通の人間」なんだと、前作以上に分からせてくれる映画でした。
アベンジャーズ」のラストで、人知を越えた強大な敵の存在を認識してしまったからこそ、スーツをいくつ開発しても、決して安息は訪れない、消えない恐怖に怯え続けてしまう。
まあ「恐怖に打ち勝つために対抗手段を作ろう」ってなるのは天才故の行動なんでしょうが。
そんなトニーは、テロ組織の襲撃を受けて、家もスーツも全て失ってしまう。
最新鋭スーツも壊れ、どん底にたたき落とされてからの、アベンジ。
スマートさからはほど遠いお手製武装で敵地に乗り込んだあとは、「アイアンマン軍団」を総動員しての決戦。
スーツを次から次へと着替えながらの戦闘シーンは、派手さと泥臭さがマッチしてもう盛り上がること盛り上がること。まさに「アイアンマン」の最後を飾るに相応しかったのではないかと。
恐怖に怯え逃げ続けるよりも、一歩を踏み出す勇気を得たトニーは、心臓に迫っていた金属片を手術で取り出し、胸に埋まっていたリアクターと別れを告げます。
シリーズ完結編としてはこれ以上無いくらい綺麗に収まっているんですが……

 

「エイジ・オブ・ウルトロン」で、トニーの恐怖は払拭されたわけじゃないことを知ることになろうとは……

 

 

 

 

 

 

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マイティ・ソー/ダーク・ワールド

 

ダークエルフと聞くと、森の奥深くに住んでいる魔法が得意な種族あとえっちなお姉さんというイメージが先行しがちですが、MCUでのファンタジーって、ジャンル的はSFに近い雰囲気だよな……と思いました。
スター・ウォーズ見てるんじゃないかと錯覚するような空戦シーンにはびっくりですよ。
一作目の「マイティ・ソー」とは、オーディンとソーの立場が逆転し、妻を殺された怒りで徹底抗戦を叫ぶ王と、民の被害を防ぎたい息子。
ソーは暴れん坊のイメージが消えるほど成長しましたね……女を知るとこんなに変わるものか……
家族大好きっ子のロキとの共闘は、ベタながら燃える展開。やっぱ幻作る系の能力って便利よな。
母親を殺されて荒れているシーンは、これまた人間味溢れる彼らしくてよかったです。
最終的にオイシイ立場をかっさらっただけに、今後どうなるのか楽しみですわ。

 

しかし、装置を設置しようとしていた博士が全裸だったのは、何の意味があるんだ?

 

 

 

 

 

 

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー


奪われたものを取り返し、これまで自分を守っていたリアクターを捨てた「アイアンマン3」。
ロキが父親に化けたとはいえ、自身は愛する人の元へ帰ることができた「マイティ・ソー/ダークワールド」。
まあハッピーエンドと言えるだろう前2作に比べて、キャプテンの報われなさといったらもう……
自身が信じる「正義」と行うことへのギャップへ悩んでいたところを、所属組織がかつて壊滅させたはずのヒドラに乗っ取られていたことを知り、一転追われる身に。
それだけでも充分辛いのに、加えて死んだはずの親友が、記憶を無くした暗殺者として襲いかかってくるという追い打ち。
新たな仲間と出会い、当座の危機は凌いだものの、ヒドラはまだまだ生き残りがいるし、(キャプテンは知らないが)シュミットは生きてるしで何も解決してねえ……
どこまで行っても戦いの中でしか生きられないキャプテンが、果たして安息の地を見つけるときは来るのだろうか……?

 

ともあれ、盾を使ったアクションは作品を重ねるごとに洗練されていきますね。
キャプテンの戦闘シーンが、見ていて一番気持ちよくなれる感じがします。

 

 

 

 

 

 

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー


これまでのMARVEL作品に比べてコメディ色強めなのは知っていたし、実際、キャラの掛け合いやら劇伴やら雰囲気明るめのシーンが多かったのですが、ガーディアンズの面々もそれぞれ重い過去を背負っていて、やっぱMARVELのヒーローなんだなと。
いや、「ヒーローになったチーム」と表現したほうが正確かな?
コメディタッチなセリフのやり取りの中でも、異種族間の価値観の違い等を通じた、言葉遊びが上手かった印象。
特に「スターロード」の真の意味や、「私はグルート」の回収の仕方は秀逸。
このまま直接の続編を見たくなるような、気持ちのいい凸凹チームでした。でもグルート強いし可愛いしで万能すぎんか?

 

他作品も含め、日本語吹き替えで見てるんですが、ロケット役の加藤浩次が思ってた以上にハマり役でびっくり。
叫び声がちょっとアレだったところ以外は、普通に聞けたなぁ。

 

そして、後から追っかけ勢だからこそ知る「サノス」の大きさ。
タイトル的にMCUでの外伝っぽい位置づけかと思いきや、後のラスボスがここで初出になるとは……
後々の展開に繋がる設定がいくつか登場する、アベンジャーズの面々が出ないからとスルーしちゃいけない作品でした。

 

 

 

 

 

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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン


内輪揉めがチーム最大の弱点なのが相変わらず変わっていない……

 

それでも、チーム内での連携は高まっているのが分かるアクションは圧巻でした。
冒頭からガンガン魅せてくれる構成は、一気にボルテージが上がるのでありがたし。
キャラ説明が不要なので、スタートからフルスロットルで飛ばせるのはシリーズ物の強みですね。
これも後追い勢視点での視聴だからか、続編のための展開が多く用意されていることに気付きます。
トニーはこれからのために更なる力が必要だと訴え、キャプテンは未知なる脅威へのカウンターであっても、現状以上の力を持つことに反対する。
両者の「守る」ことに対するスタンスの違いは、後の決定的な対立に繋がるんでしょうか。


とはいえ、「エイジ・オブ・ウルトロン」は大体スタークのせいよね! 彼がいなかったら事態を収束できなかったのも事実だけど!
しかし、未来を見たとはいえ、ソーがスタークに同調するのは意外だったなぁ。結果生まれたヴィジョンが、味方であることの証明にハンマーの伏線回収するのは見事と唸りました。でもアイアンマンのサポートがジャーヴィスじゃなくなって寂しい……

 

もうひとつ意外だったのは、ブラック・ウィドウの恋の行方。
アベンジャーズ」ではホークアイ、「ウィンター・ソルジャー」ではスティーブといい感じに見えただけに、まさかバナー博士とロマンスすることになるとは……そりゃハルクを勧誘しに行ったのはナターシャだけれども。
最終的にはマジでくっつくんですかこれは?

 

あとは、「アベンジャーズ」でロキに洗脳され前半は敵だった、ホークアイへのフォローでしょうか。
あくまで普通の人間で、普通の家庭を持ち、それでも強大な敵に立ち向かうことを「仕事だ」と言い切る格好良さ。
特別な力を持っているわけじゃない「秀才」が活躍するのは大好物なので、滅茶苦茶滾りました。
「ウィンター・ソルジャー」のときは何やってたんだろうホークアイ

 

 


以上、Part.2の感想メモでした。あともう少しで折り返し地点かな?
ここからは登場ヒーローも増えるみたいなので、エンドゲームまでちゃんと覚えていられるかしら……?