にわかオタクの雑記帳

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遊戯王ZEXALを最終回まで見終わっての感想

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遊戯王シリーズ第4作、遊戯王ZEXALがついに最終回を迎えました。



約3年間か……あっという間だったなぁ。
つい先日ARC-V放送記念で地上波初放送となった、超融合~時を超えた絆~を見て、ゴッズ主人公の遊星の活躍を見てしまったせいか、5Dsが終わってからもう3年も経つのかと驚きを隠せませんわ……
ZEXALが終わったら感想書こうと前々から思っていたので、だらだらと書いていきたいと思います。
最終回のネタバレも含みますので、未視聴の方は注意!











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最終回は、落ち着くところに落ち着いたかな、と。



最後のデュエルの相手は、今まで共に戦ってきた大切な相棒であるアストラル。
遊馬が忘れてしまったことは、デュエルを心から楽しむ心。
そして、失ってしまう一番大切なものとは、かげがえのない親友となったアストラル。
最後にはヌメロン・コードの力で全員復活して大団円と、概ね予想していた通りの終わり方でしたな。
まあバリアン七皇との戦いで戦死者続出、特にカイトはガチで死亡。
七皇もことごとく消えていった時点で、最後は全員復活しないと丸く収まらないだろとは思ってました。
一応子供向けアニメなわけだし、シャークさんとかカイトが死んだまま終了ってのは後味悪すぎだしなぁ。
ご都合主義と言えばご都合主義だけど、ハッピーエンドだし、別れてしまったアストラルとも再会できそうだし、
遊馬たちの戦いはこれからも続く感じだし、エンディング後を妄想できるいい最終回でした。
小鳥ちゃんは最初から最後までヒロイン貫いていたしな!



それでも、喪失感が半端なかった5Ds最終回と比べると、どこか物足りなさを感じてしまう懐古主義者ですハイ。
アストラルとのデュエルはZEXALのデュエルの中でもトップクラスに面白かったんだけど、最終回部分の新規カード乱発はちょっと楽しみを削がれてしまった感。
ラストをダブルアップチャンスで締めくくったのは素晴らしいですが!
絶妙に昔のカードと新規カードを織り交ぜつつ、最初に召喚したシンクロであるジャンク・ウォリアーで締めた遊星VSジャック戦と比べると、シリーズの積み重ねを感じさせる部分が乏しかった気がします。
それはまあZEXALという作品全体、特に終盤の展開にも言えることでして。
終盤、加速度的に面白くなったゴッズに対し、ZEXALはかなり展開が急過ぎたなーと思いました。
デュエルする度にガンガン人が死んでいく様は、在庫処分かよと突っ込まざるを得なかったっす。
尺的にかなり窮屈だったんでしょうなぁ……
たった一日のあいだに、遊馬は何回人が死ぬところを見て悲しめばいいのかと……
それでも折れないハートはまさにハードメンタル! 歴代屈指のメンタルの強さです!







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5Dsで難解になりすぎて、本来のターゲット層である子供を置き去りにしていたデュエルパート。
ZEXALでは分かりやすさを重視し、新規層を獲得するための工夫が見てとれました。
いい大人である俺は、様々なカードを駆使して敵の猛攻を凌ぎ、あらかじめ組み立てておいた伏線を回収して逆転に繋げる遊星の戦い方が好きだった(もちろんドロー一発逆転もたくさんあったけど)んですが、
確かに小学生とかは見ててちんぷんかんぷんだろうなーとも思ったので、分かりやすさを第一にしたZEXALのカードデザイン、デュエル内容は「コナミがんばってるな」くらいに思ってました。
が、途中で「効果を無効にする」単純なパワーカードが連発してくるようになってから首を傾げ始め、
100枚のナンバーズというオイシイ設定を用意しつつも、ことごとくホープしか使わない遊馬のデュエルに飽きを感じるようになり、とりあえず効果無効合戦になると、もうデュエルを面白いとは思えなくなっておりました。
登場する度に姿を変えてたエクシーズチェンジゼアルも、意味あったのかなぁと。
もちろん遊馬のデュエルでも面白かったものもあるんですが、カイトやシャークなどの他キャラのデュエルのほうが面白かったっていうのはやばいんじゃないっすかねぇ……
一番回数の多い主人公のデュエルに魅力を感じられなくなるってのは、なかなか辛いものがありました。
シャイニングドローはまあ別に嫌いじゃなかった。
素のホープは歴代のエースモンスターの中でも一番好きなカードだし、進化体であるビヨンドザホープはすっごい好みのデザインで超使いたいんですが、効果が単純で面白みがないっていう。
最終回に登場したホープドラグーンもビヨンドと同じくらい好きなデザインなんですが、割とえげつない効果だったので、果たしてどんな調整されるやら……


ただ、こう思うのは、俺が大人で懐古主義者だからなのかなぁ、とも思います。
遊馬のモンスターたち、特にホープの進化体は、召喚しやすいし、分かりやすくて強い。
デュエルを始めたばかりの子供たちが使うには、ぴったりなカードなんじゃないでしょうか。
俺ら大人ではなく、子供たちが楽しんで見ていたのなら、それだけでZEXALという作品は成功ですよ。







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個人的にZEXALで一番だと思うのは、敵キャラの魅力。



遊戯王シリーズは初代の海馬、マリク、バクラなどから始まり、
GXでは斎王やユベル、5Dsでは鬼柳さんやゴドウィン長官、アポリア組などネタキャラとしても人気の高い個性的な敵キャラが多く登場しますが、ZEXALのそれはずば抜けていた感じがします。
初期カイトも相当なもんだったし、ファンサービスで多くのファンを魅了したⅣさん。
トロンの煽り芸に、真ゲスことベクターの徹底したゲスっぷりは、他シリーズに負けるとも劣らない素晴らしい個性を際立たせていました。あとブックス!
特にベクターの大活躍は、後世のアニメ史に語り継がれるレベル。いや割とマジで。
物書きの端くれとして、いつも敵キャラのアクの弱さを感じている身としては、ZEXALの敵キャラを見習わないとなーと常々感じておりました。でもあれは真似しようと思ってできるもんではないけどね!
もちろん、敵キャラ以外のキャラクターも魅力ある人たちばかりでした。
あ、でもナンバーズ倶楽部の空気っぷりはダメだった! もうちょい活躍させてほしかった!







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とまあ色々まとまりのないことを書いてきましたが、3年間楽しませてもらいました!


ZEXALが終わる寂しさよりも、ARC-Vが始まることへの期待感のほうが大きいってのは残念ですが、
遊馬のキャラデッキを作るくらいには好きな作品でした! 今までありがとうございました!
これからもぼくはかっとビングを続けるよ!
















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お楽しみはこれからだ!!