にわかオタクの雑記帳

にわかオタクがそのときハマっていることを書き殴るブログです 主にアニメ・ゲーム中心

2015年秋アニメを見終わって【その1+α】

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え? あと一日で今年が終わる? 嘘でしょう?



年々日々が過ぎ去る時間が早く感じられ、年の瀬の情緒をまるで感じられない今日この頃。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
僕はというと、今日という休日を使って、アニメ感想をまとめていました。
あと艦これとかデレステとかFGOとかやってました……これ終わったらたぶんFF14やります。


そんなわけで、今年中に更新したかった記事一発目! 秋アニメ1クールものの感想です!
今期は見るアニメを大分絞ってしまったため、一記事で収まっちゃいました。
火曜木曜は何にも見るものなかったもんな……
あと、夏アニメ2クール作品の感想も一個だけ。


以下、ネタバレ&不快な表現に注意です!










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うしおととら


分割3クールでまだ完結していませんが、一応ここまでの感想をば。
ドラゴンボールジョジョと並び、漫画好きなら必ず押さえておくべき少年漫画の傑作。
……にもかかわらず、恥ずかしながら原作未読ですハイ。
子供の頃、名探偵コナンの単行本を買いそろえてたことがあったんですが、
巻末に載ってる他漫画の予告で見て「怖い漫画なのかな」とビビった記憶があります。
アニメ化を機に漫画も読もうと思ったんですが、みんな考えることは同じで、近所のゲオのレンタルコミックは軒並み貸し出し中でしたね……

なので、純粋にアニメを見ただけの感想になるんですが、ストレートに熱血をしつつ、
完全なハッピーエンドでは終わらないもどかしさやほろ苦さもあり、面白かったです。
どのキャラも声優さんがドハマりしてたのが印象深いですね。特に主役二人。
うしおの声は、最初は遊戯王ZEXALの遊馬にしか聞こえなかったけど、泥臭くも足掻き続ける必死さや、
枯れそうな声を腹の底から懸命に絞り出す感じとか、今ではうしおの声は他に考えられないと思えるほどハマり役だったと思います。
とらも初見のときは「力ちゃん……だよな?」と疑問に思ってしまうほど、今までの力也さんの声とは違くて、
演技も含め、改めて声の力の偉大さを実感させられました。

しかし、長編である原作を3クールという尺に収めるには、どうしても犠牲になる部分がでてきますわな。
漫画を読んだことがない俺でも、獣の槍後継者候補が出てきた辺りから、展開がすっ飛ばし気味になったのが分かりました。
シーンをひとつ切り取っても、「原作だったらもっと余韻とかあったんだろうな」と思うことがしばしば。
獣の槍誕生に関するエピソードは、ツイッターを見て補完しないと真相に気付けませんでした。
原作者自らシリーズ構成に携わっていますが、削る部分は断腸の思いで選んだんじゃないかと。
やはりこれは、アニメを全部見終えたあと改めて漫画読んだ方がよさそうです。
こうしてみると、前作での成功があったとはいえ、ほぼカットなしで贅沢に4クールやったジョジョってすごかったんだなぁ。








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ワンパンマン



ワンパンで敵を倒す+アンパンマンみたいなフォルム=ワンパンマン
という一発ネタのようなアイデアで、ここまで話を膨らませられる点がまず凄い。
俺TUEEEEEEEEの極地ともいうべき設定のサイタマですが、話が進んでも主人公最強は一切ブレない。
敵・味方共に新キャラが登場しても、最強はサイタマ。
話を作る……ドラマを作る上である意味枷と言うべき設定を抱えつつも、展開がパワーダウンしない。
そこが読者・視聴者を惹きつける魅力なのかな、と。多種多様な作品がごった返す今だからこそ、受け入れられた作品のような気もします。
惹きつけられるのはクリエイター陣もそうで、作画の気合の入りっぷりには感服しました。
あの戦闘シーンは劇場版と言われても信じるくらいだよ……
まあ毎回のようにかませにされてボロボロになるジェノス君には、さすがに同情をしましたが!
あと、音速のソニックは単行本の表紙見た時、女だと思ってました……息子潰されてたけど。
二期は遠そうなので、こちらも機会があれば漫画読みたいところです。









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櫻子さんの足下には死体が埋まっている


タイトルを見たときは猟奇ホラー作品かと身構えたんですが、ライトミステリみたいな感じでしたね。
事件の真相やトリックが明かされる爽快感よりも、死者――骨が残したメッセージをじんわりと読み取り、
残された人々がどう考えるのか、がメインだったかと。
俺ガイルを見てたときも思ったんですが、難しく日常を生きてるなあ……と。
メインキャラである櫻子さんの奇人変人っぷりの描写はとても魅力的でしたし、
それに振り回されつつも、普通から外れた非日常を求める正太郎君との恋愛や信頼とも違った不思議な距離感は、相棒物としても面白さも含まれていたと思います。
作品全体の雰囲気作りもよかったですわ。突飛したものはないけれど、地味に楽しめる作品でした。










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ゆるゆり さん☆ハイ!


ゆるゆりもついに三期目。ともなれば、もはや安定の域……
という予想を、いい意味で裏切ってくれました。スタッフ変更で少し騒がれましたが、杞憂でしたね!
結衣と綾乃や、京子と向日葵など、今まであまり絡まなかったキャラのやり取りが多く、
3クール目なのに新鮮な気持ちで楽しめました。
それでいて定番のカップリングもちゃんと見せてくれて、エピソードの配分が素晴らしかった。
まあ千歳はかなり割食った感がありますが……w
ちょこちょこ新キャラは出てますが、メインの顔ぶれは変わらず話を回していけるのは、
キャラクターがしっかりと立っていて、勝手に動いてくれる理想的な形になっているからかなぁと。
これなら四期五期も全然行けそうですな!








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終わりのセラフ 名古屋決戦編



シノアちゃんかわいい!
……で乗りきれなくなってくるほど展開ガバガバでしたなぁ。
優を奪還しにきたミカをかばう→内輪もめしたせいで吸血鬼部隊の攻撃にあい死傷者多数は愚行としか……
お話もすっきりしないというか、修行やら覚醒やら強くなるシーンはたくさんあるのに、
敵が強すぎるせいでスカッとする戦闘がひとつもないという……
設定とか武器デザインはかっこいいのに勿体ないよなぁ。ってこれ前にも書いた気がする。
作画も気合入っていただけに、もっと素直に盛り上がれる展開が欲しかったところです。
まあミカが吸血鬼になるシーンを見れば、一部の腐った女性ファン向けの作品ってことが痛いくらいに分かりましたけどね!
それでも相変わらず女性キャラのシコリティは高いし、もっと多方面に人気が出てもよかったのに……
非常に惜しいアニメでした。









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コンクリート・レボルティオ ~超人幻想~



こちらも2クール目が発表されており、きちんと完結してませんが、ここまでの感想を。
昭和や平成初期の特撮やアニメを「超人」とひとくくりにまとめてオマージュしつつ、
「人々を守るヒーローは誰が守るのか」というテーマを軸に、様々な事件を織り込ませた意欲作。
時系列があっちこっちに飛ぶため内容を把握するのに非常に苦労するのですが、
オマージュ元の作品に馴染みのある人はそれがどう料理されているかで楽しめるし(サ○エさん一家までネタにされるとは思わなんだ)、馴染みがなくても、元は超人課に所属していた爾朗がいかにしてそこを離れることになったのか、という未来を先に見せたからこそ、経緯が気になって続きを見てしまう上手い構成でした。
結果的に一期で超人課を離れる理由は判明したものの、まだまだ未解決の要素が山積み。
それらがすっきり解決することを期待して、二期を見ずにはいられません!
あとは、爾朗が乗るエクウスのデザインがものすごい好みだったですね!
ケンタウロス型のロボットって近年だと貴重だしなあ……
「頭を上げろ!エクウス!」は一生に一度は言ってみたいセリフですねb





以上! 秋アニメ1クール物の感想でした!

あとは安定のてーきゅうとか、小森さんは断れないとか、ヤマノススメの再放送を見てました。
終物語は録画はしてあるんですが、しのぶメイルの途中で止まっております……臥煙さんが出てくるとすごいつまんなくなる……
ラノベアニメは全部切っちゃいましたが、評判見てると落第騎士くらいは見ておいてもよかったかも。
2クールものは、うたわれるものハイキューおそ松さん辺りをチェックしとります。
そうそう、忘れちゃならないのが(忘れてて追記したんですが)、ガンダム鉄血のオルフェンズ。面白いです。
感想記事なんかも書いたので、よかったらどうぞ→鉄血のオルフェンズが提示した新鮮さと分かりやすさ
去年もそうでしたが、秋アニメの2クールものは面白い作品が多い気がします。


冬アニメは、もうちょい辛抱強く視聴できるようになりたい……な。