にわかオタクの雑記帳

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ガンダムビルドファイターズ 感想

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最高のアニメだった……!



本日、ガンダムビルドファイターズが半年の放送を終え、最終回を迎えました。
ここまで熱く、夢中になれたアニメに出会えたことを幸せに思います!
スタッフの皆様には、いくら感謝の言葉を述べようとも足りないくらいです。本当に素晴らしかった!
最初の感想にも書いたことだけど、俺が見たかったものが全て詰まっている。そんな作品でした。
多くのガンダムファンが、俺と同じように熱中していたんじゃないでしょうか。
日々論争の絶えないガンダムシリーズにおいて、アンチの少ない稀有な作品だったんじゃないかと。


以下、最終回までのネタバレを含みつつ、簡単にではありますが感想を書いていこうかと。
初っ端の画像がすでにバレしてますが、最終回を見ていない方は回れ右をお願いします!












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ここまで視聴者を熱くさせてくれたのは、ひとえに製作陣の「ガンダム愛」だと思います。



製作に関わったスタッフの全員が「俺が一番のガンダム好きなんだ!」なんて思ってたんじゃないかと!
今までのシリーズ作品とは違う、ガンプラをテーマにしたある種のお祭り作品だけあって、スタッフがやりたいことを好きなようにやってやってやりまくって、それを詰め込んだような感じでした。
一番大事なのが、スタッフがやりたいこと=視聴者が望んでいることであること。
ガンダムファンでも気付かないほどの細かなオマージュや遊び心があり、
過去のガンダム作品の名シーンを彷彿とされるようなシーンがあり、
2クールだからこそできたであろう迫力満点のバトルシーンがあり、
もうここまでやられたら夢中にならないほうがおかしい! って脱帽するしかなかったです。
これでもかというくらいサービス精神に溢れておりました。
まさか最終回であそこまで新機体ラッシュがあるとは思わなんだ。コスモスとか予想外すぎるよ!


もちろん、オマージュやパロディを抜きにしても、純粋なホビーアニメとして完成されていると思います。
操縦は下手だけどガンプラ製作に置いては卓越した技術を持つビルダー、セイと、
ガンダム知識はゼロだけど天才的な操縦技術を持つ、異世界から来た少年、レイジのコンビ。
2人は数々の強敵と戦い、世界大会の優勝を目指す……
近年のホビーアニメでは、ここで悪の秘密結社だの世界の命運だのが関わってくるのが定番ですが、
ビルドファイターズは、最後までスポーツ的なガンプラバトルに終始してた気がします。
最終回は暴走した無人兵器との決戦があったけどね! けどそのあとにメイジンとのラストバトルがあったし!
まあ黒幕のマシタ会長がベストオブ小物で世界征服なんて眼中にない人だったから、話が変に大きくならずに済んだのかも。マシタ会長とベイカーちゃんのへっぽこコンビもなかなか魅力的でした!


また、人が乗って操縦する普通のガンダムでは難しい、ボロボロになった機体での戦いが見れたのもうれしい。
破壊の美学ともいうべきか、満身創痍の状態で戦うロボって、すごいカッコよく見えますよね!
相手を倒しても人が死ぬわけではないので、遠慮なく全力でやれる。まさにガチンコバトル。
ガンプラだからこそできる要素も、ふんだんに盛り込まれていたと思います。
ラストの、仲間たちからパーツを受け取って修理するなんて流れも、プラモデルだからこそできること。
そして、実際にやってみようと思わせてくれる、実に素晴らしい販促アニメでした。
俺もエクシアダークマター買ってこようかな……素組みしかできませんがね!







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最高に面白かったからこそ、先を望んでしまったのも事実です。



贅沢をいうなら、2クールといわず4クールやってほしかった……!
そうすれば、ニルスの戦国アストレイ戦や、洗脳メイジンのエクシアダークマター戦や、最後の大決戦など、もっと激しく熱いバトルシーンが見れたのに……!
途中で退場してしまったルワンさんや、何かありそうな感じで退場していったレナート兄弟など、まだまだ活躍してほしいキャラがたくさんいるのです!
このキャラとこのキャラが戦っていたらどうなっていたか、なんて対戦カードを考えるのも楽しいので、
是非2期をやってほしい……! これはもうお布施するしかないんですよね……!


数々の名バトルが生まれたビルドファイターズですが、個人的ベストバウトはやはり6話のアメザク戦でしょうか。
5話まででも十分面白かったけど、あの熱戦を見て完全に引き込まれました。
「遊びだからこそ、本気になれる」というセリフは、自分の中で心に響いた言葉であり、ガンプラだけに限らず他の趣味にもいえることだと思います。
所詮遊びだから、と一線を引いてしまうのは、その遊びを心から楽しめないですよね。
どうせやるなら、最高に楽しみたいじゃないですか!
ビルドストライクとアメイジングザクの戦いは、それを教えてくれました。
他にもリカルドがカッコよすぎたフェニーチェ戦や、これまでの熱血バトルとは一味違った駆け引きが繰り広げられたケンプvsジムスナ戦、ファンが夢見ていた高機動バトルをやってくれたエクシアvsF91戦など、面白かったバトルを挙げればキリがないくらいです。
「人が死なないスクライド」とは誰が言った言葉だったか……まさに拳で語り合う男と男の戦いがたくさん見られたのも魅力のひとつでしたね。







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まさか、この年になってこんなに心躍るとは思わなかった。


繰り返しになりますが、スタッフの皆さま本当にありがとうございました!
ブルーレイBOXは……時が経てばいずれ買います! 買わせていただきます!
2期にはOOセカンドシーズン+劇場版、UC、AGEの機体も参戦でお願いします!