にわかオタクの雑記帳

にわかオタクがそのときハマっていることを書き殴るブログです 主にアニメ・ゲーム中心

2013年夏アニメを見終わって【その1】

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もう夏も終わりなんだなぁ……



昨日今日とめっきり涼しくなり、半袖のシャツ1枚では肌寒くなってきた今日この頃。
なんだかんだで9月ももうすぐ終わりですし、季節の移り変わりを身にしみて感じますな。
嫌だ……今年もあと3ヶ月で終わりなんて嘘だと言ってくれ……

7月に始まった夏アニメ1クール物も、続々と最終回を迎えています。
来週からもう10月なわけだし、大体のアニメが今週中に終わるかな?
数が多くて一気に書くと滅茶苦茶疲れそうなので、見終わったものから順次感想を書きたいと思います。
以下、ネタバレ&不快な表現に注意!









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銀の匙



すでに二期の情報が流れており、実質2クールみたいなもんですが、一応区切りがついたので。
最後まで見ても劇的な感動要素があるわけでもなく、まあ可もなく不可もなくって感じでした。
原作未読だから特に違和感なしで見れたけど、原作ファンはカットされたシーンの有無で嘆いていたんだろうか。
淡々と進んでいた印象だけど、それは俺が浅い部分しか見ていなかったからだと思う。
キャラのセリフやひとつひとつのシーンを深く考えれば考えるほど、味の出てくる作品なんじゃないかと。
読者(視聴者)も一緒になって考えるような問題提起が、ところどころに散りばめられており、そこをどう解釈するかで作品に対する評価が違ってくる気がする。
さらっと見れちゃうけど、あんまり流し見しちゃいけない作品でしたな。うん。
まだまだ八軒の学校生活は始まったばかりといったところだと思うので、二期も見たいですな。









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きんいろモザイク



久々に日常系萌えアニメで最後まで面白いと思えた作品でした。
いやいや、これを日常系萌えアニメのくくりにしていいのか……?
確かに雰囲気的には間違いなく萌えアニメだし、露骨な百合要素も結構出てくるんだけど、とにかくギャグがキレてて面白かったですわ。てーきゅうあいまいみーほどカオスじゃないし、程よくオチをつけてくれるいい塩梅。
パッと見けいおんあずにゃんに見える綾とか最初は「この子がツッコミなんだな」と思ってたら、陽子への愛が重過ぎてクソ面倒くさい女の子だったし、ほわほわ天然系かと思った忍は要所要所で毒を吐く天然畜生キャラだったし、カレンは頭のネジ2、3本飛んでるんじゃないかって感じだったし、アリスも妙に嫉妬深いしで、ムードメーカーだった陽子が一番まともでしたな。
最終回をAパートで締めて、Bパートは急にミュージカルやりだしたときはもうどうしようかと。
ちょっと泣けるいい話に釣られて見始めた作品でしたが、まさかここまで面白くなるとは思わなかった。
完全なダークホースです。金あればBD欲しいけど、無理だと思うので原作買ってきます。
どうでもいいけど、艦これの金剛とカレンの声が同じすぎて吹いた人は大勢いると思う。










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神のみぞ知るセカイ 女神篇



原作読んでたんで、どうせダイジェストなら見る意味ないかなーと思い、友人が楽しみにしていた天理の風呂突撃シーンを見たあとは、流し見どころか早送りですっ飛ばしてました。
いや、土日のアニメ消化で疲れたあとだと、どうしても真面目に見る気が起きなくて……
後半の山場である「ちひろと歩美どちらに女神が入っているのか」ってところも、結末知ってると先が気にならないしなぁ。ちゃんと最後まで見たであろう友人の感想が聞きたいところです。
そんな俺でしたが、最終回だけは見ました。演出にちょい不満はあれど、文化祭でのライブシーンはやっぱ胸にこみ上げるものがありました。
本当は関係ないのに女神騒動に巻き込まれてしまった、ただの一般人であるちひろ
女神持ちだったり地獄の人間だったり、普通じゃない「持っている人たち」に囲まれて歌う彼女の姿。
そして、恋愛を「攻略」と割り切りつつも、本当は恋をしていた桂馬。
今まで見え隠れしていたキャラの本音が見える、いいシーンだと思います。原作読んだときも感動した。
四期は……さすがにないだろうな。OVAは続けそうだけど。








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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!




最後のほうはちょっと惰性で見てました。
考えると、結構難しいテーマの作品だなぁと。周囲から孤立してしまう場合って、当人に問題がある場合もあれば、周囲の人間に問題がある場合もある。
わたモテは完全に前者であり、もこっちの痛々しさは、時々笑いを通り越して引くレベルまで行ってたと思う。
もこっちの周りの人ってみんないい人(もしくは普通)ばかりで、悪者っていないんだよね。
悪者を描いてしまうと単なる「いじめ」になってしまい、とてもギャグで楽しめる作品ではなくなってしまう。
だからもこっちがひたすら空回りするしかないんだけど、後半は結構ネタ切れ感が漂うというか……
かといって、もこっちが報われてしまうとそれはそれで面白くない。とても難しい作品でした。
関係ないけど、VGのミサキさんパックの宣伝のあとにわたモテのCMを入れるのはひどいと思いました(笑)










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Free!



最後まで「男版けいおんでした。ホモ入門編にふさわしい。
ストーリーはあくまでキャラを引き立たせるスパイスでしかなく、とにかくキャラや関係性に萌えるアニメ。
男の俺から見ても見れなくはなかったけど、それっぽい描写は結構目立ってましたな。
「これ女同士の百合アニメだったらみんなブヒってたんだろうなぁ」と何回思ったことやら。
まあそれはけいおん中二病なんかにおけるあざとさと同じことであり、狙ったターゲット層を取り込むことができたなら成功なんじゃないかと。
けいおん中二病でオタク層、Free!腐女子層、氷菓で一般層(?)を取り込んだ京アニは、もう余所様の原作を借りなくても自社だけで十分に回していけそうな感じ。
来期はガチな厨二作品をやるみたいなので、今から楽しみです。





その1はここまで。次は春アニメ2クールものの感想記事になると思います!