にわかオタクの雑記帳

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ほむほむ改変ほむ【映画まどマギ後編感想】

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前編見てないのに後編だけ見てきました!



総集編とはいえ2011年を代表するといっても過言ではないアニメの劇場版+上映館数が少ない+公開から2週間以上経過ということもあり入場者特典はほぼ終了していましたが、ポストカードだけはもらえました!
あんこかわいいNE! けどドーナツ見るとモバマスのドナキチを思い出してしまうNE!
日曜とはいえ公開からそれなりに日が経っているにも関わらず、午前10時過ぎに映画館に行った時点ですでに午後1時の回が満席。俺たちが見た午後6時の回も満席という盛況ぶりでした。
まあ昨日はちょうどサンクリの開催日だったので、そっちのついでに見に来た人が多そうだけどね……


まどマギに触れるのは久々でしたが、予想以上に楽しめたので、軽く感想を書きたいと思います。
以下、ネタバレを多分に含むのでこれから見ようと思っている人は注意。












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開始10分くらいでトイレ行きたくなったんですが……



いや、つまらなかったとかさやかの青色がWCを連想させたとかそんなことじゃなくてですね!!
見る前に「直前にトイレ行っとかないと不安なんだよね~」「分かる分かる~」的な会話をしたせいで、妙にトイレを意識してしまってですね! ちゃんと座る前に用を足したのにこの有様ですよ!
特に俺はけいおんのときに一回やらかしてるからな……
と、いってもトイレを意識したのは最初だけ。あとはスクリーンに釘付けでした。
「元々潰れたまんじゅうみたいなキャラデザだけど、スクリーンで見るともっと潰れたまんじゅうに見えるな」と滅茶苦茶失礼なことなんて考えてませんでしたよ! ええ!


最初に書いた通り前編は見てないんですが、後編は9~12話を再構成した話だったので、時間的にも余裕があったおかげか「ここカットされた!訴訟!」ということもなくすんなり見れました。
冒頭からさやか魔女化のシーンで、ということは前編はこの前で終わったのかと考えると、一体どんな終わり方をしたのか気になるところではありますが……


個人的には、魔法少女まどか☆マギカという作品の位置づけはそこまで高くなく、確かに面白かったけど各所で持ち上げられているところを見ると「そこまで面白かったか?」疑問符を浮かべていたのですが。
劇場版という形で改めて見直してみると、一切の無駄のない構成でぐうの音も出ないほど面白かったです。
やっぱすごいわこの作品は……数々の賞を受賞しているだけのことはあります。
虚淵さんの作品に触れたのはまどかが最初というにわか者なんですが、この人の作品の構成力って本当に半端ないなと再認識しました。現在放映中のサイコパスを見てても強くそう思う。
ブラスレイター? そんな作品は知らん。悪かったな許してくれ。


穂しくずリーダーも書いていたことですが、普通ならご都合主義とか単なる奇跡で済ませてしまう事柄にも、しっかりと納得のいく理由をつけ、視聴者を冷めさせない。
例え奇跡が起きたあとでも、救えるものと救えないものは差別化され、決してハッピーエンドということはできない結末を迎えるが、だからといってバットエンドでもない。
綺麗なハッピーエンドって読後感はいいんですが、結構すぐに忘れちゃいがちなんですよね。
幾分かの悲劇を含んでいたほうが、視聴者の心には残りやすい。世界的な名作には、悲劇で終わってしまう作品がいくつもありますしね。かといって完全なバッドエンドでは不快になるだけで終わってしまうかもしれない。まどかのラストはその塩梅がいい具合だったと思います。
まあ作品全体を見ると明らかに絶望成分の方が多いんですがね! 後編は特に!
白い悪魔こと白い詐欺師ことキュウべえ先生が絶好調すぎたよちくしょう!


最近の作品で時間のループを取り扱ったものは多いですが、まどかとは対照的に完全なハッピーエンドになった作品で、ちょっとスマガを思い出しました。ニトロ作品って繋がりもあったし。
しかしスマガは全部救われないと逆にダメだろ、って感じでしたな。それだけうんこマンがんばった。
文字通り「死んで覚える」ということを何万回も繰り返したわけだからな……
過去にちょろっと感想記事書いたんで、よかったらそちらもどうぞ。


あと思ったのは、ループ要素を含んだ作品は、二次創作が作りやすいという側面もあるということ。
非常に高い完成度を誇る作品でも、そこで完結してしまうと以後の作品展開は難しくなりますが、シュタゲで例えると「別の世界線の話」を作りやすい設定があると、横に広がりやすくなるなぁ、と。
時間ループと同じく平行世界も最近の作品では多いですが、本編とリンクしている、あるいはしているかもと思わせる場面があるだけで、俄然面白さが増す気がします。
まどマギがここまで人気を継続させることができたひとつの要因として、定期的に漫画やゲームなどの燃料を等化できたことがあるのかな、と考えてみたり。


しかし、人気作の宿命ともいうべきか、ニコ動やその他各所で散々ネタにされてしまったせいで、シリアスなシーンなのにふと笑いがこみあげてしまうというか……
特にマミさん関連はやばいですね。「みんな死ぬしかないじゃない!」とか「円環の理に導かれて」とか破壊力抜群のセリフが多々ありました。劇場自体は静かで気が散ることもなかったのですが、一体どれだけの人が笑いをこらえていたのか気になることころであります。
劇場版の新規OPの他に、多少シーンを入れ替えたテレビ版のOPが流れるんですが、ほむほむの正妻アピールにしか見えませんでした。「まどかは私のものよ!」


完全新作である叛逆の物語は来年公開予定とのことですが、短い予告映像の中でも「どんな感じになるんだ!?」と期待を煽るようなシーンやセリフが盛りだくさんで非常に楽しみです!
虚淵さんのことだからきっとミスリードを誘うような仕掛けを入れてるんでしょうが、今から予想しても絶対に当たらない自信があるます!(キリッ