にわかオタクの雑記帳

にわかオタクがそのときハマっていることを書き殴るブログです 主にアニメ・ゲーム中心

アクセル・ワールド9巻 軽く感想

イメージ 1


昨日、風呂から上がったらまだPCのウイルススキャンが終わっていなかった。
じゃあ終わるまでアクセルワールドでも読んでようと、最新刊である七千年の祈りを読み始めたのだが――






イメージ 2


読み終わってしまった……



まあこうなることは分かってたんだけどね!!
先が気になって流し読みしてしまうのは俺の悪癖。分かっていても直らないという。
とりあえず、たまには軽く感想でも書いてみようかと!

以下、ネタバレ注意!










6,7,8、そして9巻と続いた<災禍の鎧 クロム・ディザスター編>も、ようやく完結!!
振り返れば、問題が解決したと思ったらそのまま次の問題にぶち当たるの繰り返しで、一息つく暇もなかった。
9巻の最後の方に書いてあるけど、加速したり無限中立フィールドにダイブしたりしてるとはいえ、わずか3時間の間に色んな事起こりすぎだろ! 数々の困難にぶち当たっても(最終的に)めげなかったハルユキのメンタルレベルの上がり具合には感心せざるを得ない。


装着した者の自我を奪い、ただただ暴虐の限りを尽くす狂戦士へと変えてしまう呪われた強化外装<ザ・ディザスター>。その奥には、1人の少女を想い続け、復讐を遂げんとする少年の絶望があった。
太った容姿のせいで幼いころからいじめられ続け、暗い絶望の色を知っているハルユキだからこそ、<ザ・ディザスター>の中に眠る獣と向き合い、言葉を交わし、最後は救ううことができたのかもしれない。
お話的にはかなり盛り上がっている場面も多いのだけれど、瞬間的に「うおおおおおもしれェ!」ってよりは、読み終えたときにじんわりと温かいものが広がっていくような、そんな面白さでした。
ハルユキによって救われ、ようやく出会えた<クロム・ファルコン>と<サフラン・ブロッサム>の短いやり取りを読んでいるだけで、涙腺が緩くなるのを感じました。


一時は鎧の呪いに呑みこまれ、暴走しかけたハルユキを救ったのは、他ならぬ仲間たちの存在。
イベント的には黒雪姫とアッシュ・ローラーがピックアップされていたけど、個人的には幼馴染で親友でもあるタクムの存在も大きかったと思う。
<ISSキット>という闇の力に呑まれかけたタクムを救っていなかったら、ハルユキは立ち直ることができなかったと思う。自分を振り返ることができなかったと思う。
ここに至るまでの過程を丁寧に描写しているからこそ、盛り上がるべき部分が盛り上がるんだなぁ。



次巻以降は新展開になるんだろうけど、いつか<ザ・ディステニー>を着装した<シルバー・クロウ>を見てみたいものです。
まあとりあえず――








イメージ 3


リンちゃんかわいすぎだろ……




アッシュさんの中の人、ってのは大体予想ついてたけど、二重人格ではないっぽい?
まだ謎が完全に明かされたわけではないので、今後の展開に期待! てか出番もっとくださいお願い(ry
しかし、ラノベとはいえハルユキもハーレム主人公になってきたな……