にわかオタクの雑記帳

にわかオタクがそのときハマっていることを書き殴るブログです 主にアニメ・ゲーム中心

2017年夏アニメを見終わっての感想【その1】

f:id:moonyusei:20171007234449j:plain

 

うまるちゃん二期楽しみですねぇ!

 

 

土日の新アニメマラソンがとんでもない長さになっている秋アニメ。

惜しいと思いつつも、取捨選択しないと時間がいくらあっても足りなそうです。

 

 

そんなわけで、前のブログでは三ヶ月ごとの恒例記事となっていた、

アニメ感想でございます。

今回は夏アニメの前半戦をお届け。

 

ここから先はネタバレ&不快な表現を含みますので、ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:moonyusei:20171007234753j:plain

 

異世界食堂

 

異世界人が現代の料理を食べて「美味い!」と唸るだけを繰り返す、
品を変えた異世界無双作品。
貶すわけではなく、本当に(アニメは)それに終始していたというか、
多種多少な種族、様々な悩みを抱えた人々が来店するものの、
人間ドラマや世界観の説明は最小限で、「料理を食べて幸せになる」という
一点をひたすら描き続けた作品でした。
最終回だけ怒濤の勢いで設定語られてちょっと「?」ってなったけど。
それが不思議と心地よかったというか、最後まで見てしまう引力がありましたわい。
マジでただ飯食べてただけなんだけどな……w
いちいち説明しなくても物語は成立するお手本なのかもしれません。
現代の荒波に揉まれて心が荒んでしまった人には、いい癒やしになるんじゃないかと。

 

 

 

 

 

f:id:moonyusei:20171007234832j:plain


恋と嘘

 

んん……まあ……こうなるよな……
政府によって婚約者が決められているという、まるでエロゲのような設定で、
昔から好きだった人と、決められた婚約者と(あとホモ)の、
こじれた三角関係(?)を描いた作品。
設定はぶっ飛んでますが、中身は良質なラブコメでした。
もうちょい主人公が好意を寄せられる説得力があれば……と思わなくもないですが、
とにかくヒロインズが可愛い。特にりりな。
ツンケンしてたのは序盤だけで、あとはもう主人公の趣味も理解してくれるし、
恋も応援してくれるし価値観は合うしで、くっつく以外の選択肢ないだろ……!
これが政府公認ってどう考えても恵まれすぎてるだろ!
って親指噛みながら視聴してました。高崎さんは諦めろ!
原作完結していないようなので、アニメはどっちつかずで終わってしまいましたが、
どうせならアニメオリジナルルートでりりな選んでほしかったなぁ。
原作未読ですが、なんとなく高崎さんエンドになりそうなので。

 

 

 

 

f:id:moonyusei:20171007234926j:plain


ナイツ&マジック

 

小説の表紙をロボと美少年が飾ってて、いつか読んでみたいなーと思いつつ、
結局アニメ化が先になってしまった枠です。
最近はラノベから離れてしまってるので、アニメ化前にハマれるってことが滅多にない……
なろう作品ということで、すごいロボットで俺TUEEEEEEするのかなーと想像し、
まあその通りだったんですが、主人公のエル君のロボキチっぷりが斜め上だったというか。
「兵器の大型化が進むと人型ロボが活躍できなくなるから戦艦潰すわ!(意訳)」
なんて、真っ当な主人公が言っていいセリフじゃないw
まかり間違えば、敵側のマッドサイエンティスト枠に収まりそうな美学を持ったエル君が、最初から最後まで美学を貫き通す、ブレない作品でした。
感想を見てると、大分ダイジェストだったみたいですけどねー
お話的にはキリがいいし、味方はもちろん敵側にもある程度の見せ場があったので、
いいアニメだとは思いましたが、ガンダムAGEも真っ青な開発速度を見ていると、
かなり端折られたのが原作未読でも分かりましたわ……
ともあれ、ロボデザインはファンタジー要素を上手く取り込んでいてかっこよかったし、登場時は完全に踏み台役だったディー先輩がきちんと活躍したりと、
主人公マンセーになりすぎなかったのも好印象でした。
スパロボ参戦まだー?

 

 

 

 

 

f:id:moonyusei:20171007235012j:plain


プリンセス・プリンシパル

 

女の子5人でキャッキャウフフしつつ、なんちゃってスパイ活動をする百合百合んなアニメかなーと思いきや、予想以上にハードな世界で、一気に引き込まれました。
どれくらいハードだったかというと、最終回で「メイン5人誰も死なないでくれ……!」と、祈るような気持ちで視聴していたくらい。
アンジェとプリンセスはどっちか脱落するフラグビンビンだったからね……!
明確な救いがないビターな回を交えつつ、キャラクター描写は秀逸だったというか、
5人のメインキャラが、見ているうちに自然に好きになっていました。
時間が経つにつれて信頼が深くなっていき、最後でアンジェにそれを認めさせるのも見事。
個人的にはアンジェとプリンセスはもちろんのこと、ベアトとドロシーの常識人コンビが尊かったですね……
一度バラバラになってしまった仲間が再び集う流れは、ベタながら心が熱くなりましたわ。
ちせの殺陣回やアンジェとプリンセスの過去回など、全編を通じて見所の多い作品でした。
割と本気で円盤購入を考えるくらいには楽しめましたよ、はい!
ゆえに、二期が確定していなかったことが悲しい……
時系列シャッフルして、まだ抜けているエピソードがたくさんあるので、
何かしらの形でフォローしてください! またあの5人の活躍が見たいんじゃ!

 

 

 

 

 

f:id:moonyusei:20171007235055j:plain


天使の3P!

 

やっぱり小学生は最高だぜ!
ロウきゅーぶファンとしては、視聴しない理由がない健全アニメ。
原作は2巻くらいまで読みました。
ロウきゅーぶもそうだったんですが、天使の3Pも小学生のKENZEN描写が目立つものの、
お話自体はすごい真面目で丁寧なんですよね。
序盤の孤児院再建ライブ、そして終盤、潤の曲作りのくだりは特にそれを感じました。
イイハナシダナーで終わってよかったというか、優しい世界でよかったというか……
勇気を持って一歩を踏み出せば、必ず報われると伝えてくれた気がします。

しかし、バスケと音楽、扱うジャンルが違うとはいえ、
ロウきゅーぶほど夢中になれなかったのも事実。
メインの小学生組がいい子すぎるというか、悪く言ってしまうと存在感が薄め。
恋愛要素は咲良に持って行かれてしまうし、妹のくるみや霧夢など、脇役キャラのほうがアクが強めで、こっちで話を展開したほうが面白いんじゃ? と感じてしまいました。
綺麗に終わった気がするけど、果たして二期はあるのかどうか……

 

 

 

以上、夏アニメ1クール作品の感想前半戦でした!

後半戦も近いうちに更新したいと思います!